鳥取産ズワイガニの甲羅盛
ひたすら地道な作業なのだが、きれいな桜色の細かい身が実に美しい。蟹そのものが持つ塩味とみその甘味とで食べる。なんて贅沢なんだろう。今回甲羅盛にしたのは私だが、我が家の甲殻類の担当は夫である。女3人は配当が来るのをジッと待つだけである。夫は小さい頃から食べ慣れているからか、蟹の捌き方は実に早くて上手だ。手際が良い。「ありがとう!!!上手だね。美味しい♪」と言い続けて20数年。毎回気持ちよく捌いてくれる優しい夫である。
材料(一杯分)
ズワイガニ | 1杯 |
作り方
1. 大きめの鍋に水を入れて沸騰させる(旨味が逃げないように蒸し煮にする)→蟹を入れて両面15-20分中火で火を通す
💡足が取れないように慎重にひっくり返す
2. 足と頭をはがして、食べられないところを取り除く→竹串・キッチンバサミ・割りばしなどで丁寧に身をとる
蟹の食べ比べ?!
鳥取の蟹を食べたとき、その味の繊細さに衝撃を受けたのを覚えている。夫がまだ大学生だったころ、鳥取の親戚から送られてきたという松葉ガニを食べたときだ。非常事態宣言が発令されていた去年のGWはやたらとこのズワイガニにお目にかかって、鳥取産、青森産、あともう一つどこか3か所くらいのズワイガニを毎日のように食べたのだが、なるほど味が産地で全く違う。おととし富山で食べた香箱蟹も絶品だった。甲羅盛にするのは正直面倒なのだが、正月料理なので頑張ってみた。それにしても美味である。
2020年GWの蟹たちと富山の香箱蟹
残念ながら、どの子がどこの産地だったかはもう覚えていない。最後の写真は富山の香箱蟹である。とにかくそれぞれ違いがあって美味しかった!!!

数年前、正月用に義父母が鳥取から取り寄せてくれた松葉ガニ。大きくて立派。5杯も!!!