
このご時世だからだと思うのだが、去年の春くらいから普段スーパーで見かけない食材が色々と売られている。豚のこめかみ、鰰(ハタハタ)、鰊(ニシン)、白エビ、甘えび、ボタンエビ、めじな、はも、穴子、鰆の真子、各種蟹などなど、これ以外にもいっぱいあった。
元々好奇心が強く、好き嫌いがないので基本的には何でも試してみたい。海外に住んでいたときには肉は丸ごと尾頭付きで売られていたし、知らない食材もいっぱいあって、そういうのにワクワクするタイプなのだ。外国では言葉が通じないことや初めて聞く単語で未知なるものも沢山あったが、とにかく自分の勘を頼りに「美味しそう」なものを買って、イメージした味に料理するのが好きだ。
「郷にいては郷に従え」なので、明らかに身体に悪そうなもの、違法なもの以外、その土地(国)の人に勧められたら必ず一口はいただく。私は味が濃いもの、甘いもの、脂っこいものはあまり好まないのだが、そういうものも「一口」ならいける。親交を深める意味合いも込めて美味しくいただく。
日本の物に興味を持ってくれるとやはり嬉しいように、どの都市の、もしくはどの国の人たちも自分たちの身近なものを共有することを喜んでくれる。「食」は絶対に欠かせない「生活」であり「文化」だ。ほんの一口でも共有できると違う世界を少し覗ける。
子供が生まれてから食べ物の産地・原材料・添加物などをとても気にするようになったのだが、最近は違う観点から産地を気にしている。「〇〇産」と書いてある食材を買って、その土地を思い出したり、行ったことがなければちょっと調べてみたり、自分が作った料理以外の調理法を見たりして楽しんでいる。
旅行はもう少し先になりそうだけれども、優れた流通技術を持つ日本。いろんな地方やいろんな国の食材が楽しめる。次はどんな食材に出会えるかワクワクする。

確かに庶民には手が届かない高級品や珍味が手頃な値段で市場に出ていますね。この時世だからと思います。それでも貧乏根性が身についていて中々買えないです(^^;)
海外の人が自国の食品を何でも食べてくれると嬉しいですね👏以前、客先の方と中国に出張した際に、その方が何でも食べると豪語したので翌日の宴席で鶏の孵化寸前のゆで卵を出して勧めました。ベトナムで有名な卵ですが中国南部でも妊婦が多く食べる健康滋養食品として人気があるそうです。私は懲りた経験があるので止めましたが、卵を割ると雛の一部が形で見える物です。その方は言った手前何とか食べましたが、すぐトイレに飛び込み一同大笑いで場が盛り上がりました(^_^)
楽しいエピソードですね!! その卵、聞いたこと、見たことがあります☆生々しいんですよね。
日本の「活き造り」なんて、生な上にまだ動いている魚!!! という方もいますものね。ところ変われば、趣向も変わる。面白いお話です♪
おぉ~、お頭付活け造りはテンションあがる~!!
確かに最近、普段ない食材が並んでますね。
うちの近所も週末になると、伊勢海老やら鮑やら。。。
最初は、嘘でしょ??って驚きましたが、最近は慣れました。
でも、見てるだけで買わないんですけどね。。。(^^;
活け造りが雛の一部が見える卵と同じ扱いですか!!(゚д゚)!
所変われば…なんですね。。。