ひな祭りの思い出~食べられる!ひな人形~

アジアの国に住んでいた時、あるご婦人と親しくなった。彼女には子どもがいなく、桃の節句に作ったお雛様とお内裏様のフラワーアレンジメントをうちの娘たちに持ってきてくださった。春を感じさせるとてもきれいなアレンジメントにうっとりとした。

とても愛らしいアレンジメントを見て私はじゃがいもとさつまいもで作れるはず。作ったら喜ぶに違いない!と思い、先日投稿したひな人形を考えたのだ。

その頃は子供たちが小さかったので、ひな祭りの直前の休日に友だちを招いて、一人一組ずつお雛様とお内裏様を作るのが毎年のイベントとになった。

子供たちにとっては工作と一緒で、少しずつ形になっていく過程がワクワクするらしい。男女問わずみんな真剣だ。すごく几帳面な子も、豪快な子も、形も表情もさまざまな作品が出来上がる。どれも愛らしい。

出来上がった作品をラップで覆い持ち帰り、家でしばし飾り、それぞれ夕飯にお父さんに自慢しながらみんなで食べる。多くの親御さんに「普段食べない昆布を食べた。ほうれん草も食べた。」と言ってもらえて、予期せぬ効果もあり、私も嬉しかった。子供たちは年齢を重ねるにつれて一丁前に友達にコツをアドバイスし、我が子の成長が感じられるイベントでもあった。

子供たちが大きくなった今、彼女たちが作ることはもうない。というか、作るときに家にいない。それでも作るとやっぱり大喜びするので、面倒だと思いながら娘たちが愛らしく育ってくれることを願って?作っている。

2年ほど前、このアジアの国時代にお世話になった先輩ママさんから、あるSNSのアイコンがこのおひな様、ということで私を見つけてくれて連絡を下さった。何が縁を繋ぐかわからない。何とも言えないくらい嬉しかった。食べ物は手間がかかる分、思い出も多い気がする。

さてさて、思い通りになるわけがない娘たちはさておき、確実に可愛く仕上がるお芋のおひな様にうっとりし、一番満足しているのは自分だと今年も思う。可愛く、そしておいしい笑

おすすめ記事

4件のコメント

  1. 海外で日本の伝統を紹介すると限地の方も駐在員の家族も大喜びでしょうね👏食べられるお雛様を毎年継続されたのですね。素晴らしいです。参加の子供達は大喜びだったでしょうね。私は家内と息子を連れて中国観光に行った際、仕事で付き合いのあった中国人の方が餃子ホームパーティに招待してくれました。息子は今でも、その時の想い出を語ることがあります(^_^)

    1. ありがとうございます。
      中国の皮から作る水餃子は絶品ですよね♪日本人のおにぎり感覚で作ってくれるのにびっくりした覚えがあります!!

  2. こんばんは
    いつもありがとうございます
    良い思い出ですね、海外の方は大喜びでしたね
    また、SNSのアイコンで再会、素晴らしい繋がりですね

    1. コメントありがとうございます。
      e-mailからSNS時代になって、昔使っていたメールアドレスをもう使っていない方も多いので、また連絡が取れて本当に嬉しかったです!!

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。