
去年、学校が休校になってから1年経った。あの頃は4月になって暖かくなったら新年度が始まって、何もかも元通りになるのではないかと漠然と思っていた。というより、こんなに長引くとは全く予想していなかった。
我が家が隣接している通りは、小学生・中学生の通学路になっていて、毎日決まった時間に賑やかな声が聞こえてくる。さすがに中学生の声はそんなに聞こえてこないのだが、小学生はとても元気だ。子供たちの声が聞こえると「あっ、〇〇時になったんだ」と毎日思い、一日の始まりを感じる。
1年前、子供たちの声がドンドンと消えて行った。去年4月の緊急事態宣言前は、それでもまだ公園は人であふれていたが、緊急事態宣言後は午前中の外遊びに来る保育園児の声もしなくなった。
多くの学校は6月に再開し、また通学の声が聞こえ、保育園児たちの遊び声も戻ったときには心底嬉しくなった。子供から発せられる未来へのパワーと言うのだろうか、そういうものを浴びるとこちらまで元気になって来る。
我が家の子供たちは淋しい1年を送った。きっと同じような人は少なくないと思う。
<高校生>
●3月~5月:休校
●6月~8月:週2回 時間差通学・短縮授業
●9月~10月中旬:週4 時間差通学・短縮授業
●10月下旬~12月第一週:平常授業
●12月初旬~1月初旬:冬休み
●1月:6日間 時差通学・短縮授業
●1月中旬~2月中旬:休校
●2月中旬~3月初旬:時差通学・短縮授業・春休み
普通に学校に通ったのはたった1か月半。修学旅行どころか、全ての行事は中止となった。
<大学生>
●1日も登校せず、サークル活動もなし
小学生や中学生も似たような境遇の子は沢山いると思う。切に願う。出来るだけ優先して欲しい。コロナが収束したら子供たちの日常を戻して欲しい。
選手たちには申し訳ないが、正直言って政治と金まみれのスポーツ大会より、これからの時代を作っていく子供たちの日常をまず取り戻してほしい。学校の授業・行事が出来るようになってほしい。国内で修学旅行や合宿が普通にできるようになってほしい。そう願うのは私だけなのだろうか。
体育祭の声、試合の声、応援の声、来年度は戻ってくることを願っている。
公園から聞こえてくる子供たちの声は今日も元気だ。生命力に溢れている。

生徒達にとって大変な一年で、しかも問題が継続中で先行きの目途が立ってないので困ったもんですね。特に修学旅行は一生の想い出になる重要な行事なので早く再開させてあげたいです。大学生のオンライン授業も問題になっていますがバイトが無くなって生活に困っている学生が多いと聞きます。私の様な仕事を離れている人間にまでバイト先の紹介依頼が来るのは大勢の学生が困っている証拠だと考えさせられました。やはりコロナを収束させる以外に方法がないのでしょうか?
うちの子もバイトのシフトが少なくなっているとぼやいていました。
「普通」の大切さが身に染みます。
こんばんは^^ やっぱり修学旅行がなくなったのはショックでかわいそう過ぎます
子供たちの元気な声が戻ることが収束ですね^^V
子供の無邪気な声を聴いていると、大袈裟ですが「この国の未来は明るい」と感じます!!
全くその通りです。
ドイツもずっと閉まったままで、子どもたちが本当にかわいそうです。
Arrayさん、コメントありがとうございます。
どこの国の子供たちも、、、ですよね。
[…] 前回の「子供たちの声」で学生・生徒・児童たちの日常を取り戻すことを最優先にして欲しいと書いた。このコロナに関係する学校問題だけではなく、コロナとは関係ないがこれからの若い世代が関係してくる「夫婦別姓問題」やその他の議論が退行している、もしくは議題にすら上がらないのは、年齢別の人口が大きくかかわっていることが原因だと思う。 […]