愛知県産：鰻巻き（うまき）

愛知県産：鰻巻き（うまき）

この間の三河一色産の既に捌いて焼いてある鰻を今度は鰻巻きに。鰻のかば焼きの味を活かす出汁の効いた卵で包む。弱火でじっくりと焦がさないように包むのがポイント。ふんわりと上品な卵焼きの中に鰻がひょっこり。白いご飯にも合うが、私はやっぱり日本酒が良いな。

材料（2-3人前）

作り方

1.　鰻¼を1㎝幅にカットする💡1　→卵を割ってすべての調味料を入れて混ぜる　→フライパンは煙が出るくらい良く温めて少し多目の油をフライパンに良く馴染ませる　→フライパンを濡れ布巾で底を冷ます💡2　→すぐに卵を入れて弱火にして1-2分気泡が出てくるまで待つ（火はずっと弱火）　→グルグルと大きく混ぜる　→鰻を乗せる　→蓋をして1分-1分半　→鰻が中心となるように包む（今回は夫の家で、丸いフライパンしかなかったので、両サイドから包んだ）→蓋をしてさらに1分弱火にかける→火を止めて1分蒸らす💡3　→卵が冷めたら均等に切る

💡1：予め切ってある方が切り分けやすい　💡2：卵が焦げ付かない　

💡3：弁当にするときには長めに2分火にかけ、蒸らしを卵が冷めるまで十分に行ってしっかりと火を通すと良い

2.　切って盛り付けて完成

控え目な出汁巻き卵と鰻の旨味

ニョロニョロ3兄弟の中だと、私は割と穴子と鱧が好きだ。鰻も好きだが、「絶対に食べたい」とまでいかないし、正直あのタレがたっぷりかかりすぎていると残念に思うタイプだ。ちなみに、焼き鳥もタレより塩とかわさびとかが好き。だからか、私は鰻を食べるならこのうまきが一番好き❤　鰻の主張の強さを卵がすべて隠してくれるというか調和してくれる感じがとても良い。そしてさらにご飯にも合うし、お酒でもOKというのも良い。

夫の家の丸いフライパンで作ったので不安だったが、キレイにまとまって一安心。

2年前に出張で京都へ行ったときに、京都の大学に進学した海外で英語を教えていた子の家へ行った。デパ地下でたけのこの重箱弁当とうまきを買って持って行った（入学祝）。その彼女が「うまきが一番好きなんです。でもなかなか食べさせてもらえない」と言っていたのが印象的だ。

お土産で子供たちにも持って帰り、一部を鰻巻きに。我が子たちも大喜び。お土産の度にちょくちょくと帰って来る長女。食べ物に弱いらしい。