
さほど「良いもの」を持っているわけではない。「良いもの」なんてピンキリでお高いものは全く手が届かない。物欲もたいしてない。あまり流行を追ってお洒落に生きているタイプではない。夫も私も子供たちも。わりと意識が高いのは次女くらいだ。

私は中・高校生くらいから、いわし・秋刀魚・鯵は時々捌いていたが、大物を捌くようになったのは社会人になってから。初めてのボーナスで買ったのが、木屋の「出刃包丁」と西川の「羽毛布団」。22歳のセレクトとしては中々渋いが、どちらもバリバリ現役の優れもの。刺身包丁は結婚してすぐ夫が就職1年目で購入。牛刀は一時帰国で旅行した福岡で購入。これも優れもので、どれも現役。三徳包丁は就職した年に人からいただいたものである。良いものは長く使える。
うちは子供たちに余計なものをあまり買わない。余計な習い事もさせてこなかった。0歳児から保育園でかなりの保育料を払い、海外のインターを経て、教育費にお金がかかっている。大学で独り暮らしをさせることもベビー時代からの計画だ。
長女の大学入学祝に腕時計を贈った。ざっくりと予算を言って本人に選ばせた。本人が迷いに迷って買ったものは「見やすいこと・飽きが来ないこと・就職しても使えること」だった。それと、ソーラーパワーの電波時計。私がアドバイスしたわけではないが、店員さんとじっくりと話をして決めたらしい。予算は目安でなので、多少のオーバーはOKというのがうちの方針。本当に気に入った「年相応」の良いものに出会えればいい。それ以上のものは就職して自分の収入で買った方が楽しい。夫も私もそうしてきた。
この夏、夫のところの老舗デパートの閉店セールにいた私は、腕時計がお買い得になっているので、来春大学生になる次女に選んだら?と写真付きで連絡した。そうしたらすかさず長女が都内商業施設でも閉店セールをしていて、ちょうど次女と待ち合わせて行くことにしているので一緒に選ぶという。
3年も経つとこんなにしっかりするのかとびっくりするくらい、長女は次女に的確な選ぶポイントを言い、決め手となる質問を店員さんにし、次女の代わりに私に状況を連絡してくる。「先輩」である。普段即決型の次女にしては珍しく、しっかりと長時間をかけてお気に入りの一つを選んだ。
家に帰ると、「見る???」と言ってくる。気に入っているらしい。「クリームとかつけていない?」と念を押された。手袋でもしなさいと言わんばかりに。学校が始まってもつけない。大学デビューさせるらしい。既にとても大事にしている。ナイスサポート!長女。
子供たちには、(条件付きで)クラリネットやラケット、ホームステイや短期留学などの費用を出している。本気で取り組んでいることには親として袖がふれる限り協力したい。
お金の使い道なんて人それぞれだし、各家庭によっても違う。正解なんてきっとないだろう。おもちゃなんてほとんど買わなかったので「かわいそう」と思う人もいたかもしれないが、まぁ人それぞれだ。(おもちゃはジジババがw)
年齢相応の身の丈にあったものを大切に使い続ける。良いものを手入れして長く使い続ける。そういう価値観が子供たちにも少しは伝わっているらしい。子供たちをちょっと嬉しく誇らしく思った夏の買い物だった。

こんばんは^^
良いものを長く大切に使う…同感です(*^0^*)~♪
若い時からそういう習慣があると、人生は豊かになって行くように思います!!
良い物を大事に長く使う!仰る通りです。お二人のお嬢様も確りCoccoCanさんの意思を継いで成長されましたね(*^_^*)
海外でも育っていて、家にお手伝いさん・ドライバーさん・ナー二―が5-6人いるような友達たちもいっぱいいて、一方で店の手伝いをする子供たちや路上生活する子供たちがいるのも目にしてきました。
足るを知って、気に入った良いものを長く使ってほしいですね☆
広く世界を見て育った価値観が生きているのでしょうね。若者は大きく羽ばたいて欲しいです(*^_^*)
こんなご時世だからこそ、自分の可能性を広げて行って欲しいです☆
こんばんは(^^)
良い物=高価な物ではないと思ってます。じっくり選んで購入し長く使うのが良いのですが、私は実行できてません(-_-;) 娘さん良い買い物をされましたね。
夫が気に入ったものだけをずっと使いたい、ずっと使っているタイプの人で、長女がとても良く似ています。
次女も年齢とともに、裕福な家庭の友達ばかりを見ていてもキリがないことに気付いたようです笑 そして、親に買ってもらった誰もがしる桁が一つ違う高級ブランドが、自分たちの年齢に似合わないことも。
少しずつ世間を知って行って成長してくれたらいいです!!
こんばんは。
ともに長く時を過ごしたものほど、価値あるものはありませんね。
使い込まれた包丁、とても素晴らしいです!
同僚たちは高級ブランドのバッグやアクセサリーの話に花が咲いていましたが、私が選んだのは「羽毛布団」と「包丁」でしたw
料理も嫌いではないので、海外でも活躍した相棒たちです!!
こんばんは。
良いものを長く使う、私も同感です。
こちらの時計、私の腕時計によく似ていて、ちょっと嬉しくなりました。
いま諸事情によりスマートウォッチをしているので、その腕時計はタンスに眠っているのですが、文字盤が大きくはっきりして見やすく、秒針があり、ソーラーで動く電波時計というあたり、まさにそのまんまです(^-^)
おぉ――!! まさにそっくりですね♪
センスのいいKYOさんと似ている時計とは嬉しい限りです☆
是非、たまにタンスから出して腕につけてみてくださいw
おはようございます(^_^)
私もこの精神に同感!!です。特に衣類等は顕著ですよ。有り難いことに体型が妊娠中以外は、ほぼ二十歳頃を維持ってこともあり、二十歳ごろに買った物いまだに着れていますよ(笑)何につけても、新商品以外は駄目になったら補充するが、あいて言えばモットーでしょうかしら…。
体型維持!!! 素晴らしいですね☆
私は40後半になって、入るけれども20代の服が似合わなくなるものが増えてきて、、、と思っていたら、モノによっては娘が今着ています笑
後は、何とかシェイプアップ?の努力をしています笑
洋服も大事に着て行きたいですよね!!
こんにちわ~
お若い時に購入の包丁・羽毛布団とは・・・・渋い!!
現在も健在で使用中とは
正に「良いものを長く大切に使う」ですね
ホントにそうですよね、お嬢様お二人もその思いをきちんと継承
素晴らしいことです^^
決してブランド物に全く興味がないわけではなかったのですが、それこそ「流行を問わない」バッグや時計・アクセサリーを買って今も使っています笑
そして、何よりも欲しかったんです。木屋の出刃包丁が笑 そして、まだ賃貸だったので、暖かい羽毛布団が恋しかったのです!!
最近、本当にお金使いが荒くなってしまった私。使い過ぎたー😱と思った言い訳は「社会貢献」「金は天下の回り物」もうそろそろ?いや直ぐにストップ‼️します😓
(家計が…)
自分が気に入った良い物。長く大切に使うことは大事ですよね!使う毎に味もでますもんね✨
腕時計やカップ、鞄、調理器具など上手く使うと味が出てくるのも良いですよね。
靴もお気に入りはリペアしてもらうようになりました。合う靴を探す方が難しい笑
でもおっしゃる通り、お金使わないと経済が回らないので、私は専ら「消えるもの」に使っています。特別な日にちょっと美味しいもの。旅先で美味しいものやちょっと奮発したお土産やお酒などw 特に地方へ行ったときにはちょっと高くても地元産のものをビシバシと購入して美味しくいただいています☆ 土産にも買っていて、購買意欲が上がるので楽しいです!!
中高生の頃から魚を捌いていたんですか!!
それはもう筋金入りですね!!
私がお料理を始めたのは、大学を卒業して就職してお料理教室に通ってからです。
それまでは包丁すら持ったことなく、リンゴの皮もむけなかった…(^-^;
20代後半に仕事をやめ大学に入りなおしたとこから現在に至るのですが、いい包丁というのは長く使ってこそですからね!!
いいものを長く、本当にいいことだと思います。
学生の中にはバイトしたお金で分不相応なブランド品を身に着ける子も多いですが、中身が伴わってないため本当にみっともないです(言いませんが…)
まあ、中には驚くほどお金持ちの子もいて、金銭感覚が違う子もいますが…。
身の丈に合った…、仰る通りだと思います。
どうしてもブランド品が持ちたければ、それに似合うような人間になれとは言いますが、どこまで彼らに伝わっているか…。
娘さん達、物の本質が分かる、本当にいい子たちですね(*^^)v
いつも過分なお言葉ありがとうございます!!
小学生・中学生で両親が入院したこともあって、「たけのこ物語」に書いているのですが、
https://coccocan.com/2021/03/29/%e3%81%9f%e3%81%91%e3%81%ae%e3%81%93%e7%89%a9%e8%aa%9e/
父がうるさい人だったのです笑
国内外問わず、先祖代々裕福な家庭を知っている子供たちは一等地に住んで、一流の衣食住の友達も多いです。
でも、きちんと気付いてきたみたいです。何十万もするバックは時計が学生、ましてや学生でもない高校生に似合わないことを。
アレルギーがあった子供たちに、海外でM&Mのチョコは食べさせませんでしたが、GODIVAは食べさせました笑
その意味が少しずつ理解できるようになってくれていると嬉しいです!!
きっと伝わってると思いますよ(^_-)-☆
ありがとうございます。
自分が親から褒められたことがないので笑
こうやって皆さんに褒められるのは嬉しいです。