selective focus photography of pink and red flowers
selective focus photography of pink and red flowers
Photo by Secret Garden on Pexels.com

私の実家は、母が植物を育てるのが上手でベランダや花壇の花を一輪挿しにしたり、お店で買ってきたり、家の中に花を欠かすことのない家だった。観葉植物を育てるのも上手で、玄関・トイレ・風呂場まで至る所に緑や花があった。

そんな家に育ったのに、植物を育てるのは苦手で、この夏は青じそ・バジル・ネギ・パセリ、、、全滅した。アロエと数種類の観葉植物はすくすくと育ってくれているが、簡単と言われている、薬味系の野菜も育てられないのに、花なんて夢のまた夢だ。大事に愛でてきれいな花を咲かせている人って本当にすごい。

この間、友人の演奏会に行ったときに、久しぶりに花屋さんをあれこれ見て回った。最寄り駅の近くにあった花屋さんがなくなってしまってから、うちの近所に花屋がない。正確に言うと駅までの動線に花屋はあるのだが、観葉植物と鉢植えだけのお店で切り花を扱っていない。スーパーの中の花コーナーは切り花が充実しているのだが、アレンジしてもらえるわけではない。

仕方がないので、歩いて15分の隣の駅の花屋へ下調べに行った。「花屋」と言っても色々で昔ながらの「The花屋」もあれば「Flower Shop」と言う雰囲気のお店も。花を持って電車に乗るのは嫌だったのだが、会場の最寄り駅には久しく行っていなく、花屋さんがあったのは記憶しているが、何と言ってもこのご時世、開いているかどうか。。。

休日の昼間の移動なので、隣の駅で花とお菓子を購入して電車に乗って出かけた。自分が花を持っていると、花を持っている人がやたら目につき、コンサートかな?お祝いかな?と色んな想像をする。花を持ってどこかに出かけるような日常が帰ってきて良かったなぁ、と花を持っているだけで心が華やいだ。

コンサート後は、友人と娘と食事をすることに。その馴染みのある街へ行くと、花屋さんがない。明らかに店じまいしている。記憶が正しければ、昔ながらの「The 花屋」があったのに。コンサート、舞台、展示会、パーティー、結婚式などなど、あらゆる「花」が活躍する行事がこの1年半行われていない。こんなところにも影響が。

これからイベントが続く季節がやって来る。華やかな催し物が次々と開催され、そこに色とりどりの花が戻ってくることを願っている。生活に「絶対」必要ではないかもしれないものこそが、私たちに心のゆとりを与えてくれるんだなぁ、と素敵な音楽・美しい花に触れながらそんなことを思った一日だった。

red and white flowers on white ceramic vase
Photo by alleksana on Pexels.com

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14件のコメント

  1. 植物を育てるのもセンスなんでしょうか?それとも、また電磁波みたいなのを発しているのでしょうか?私はサボテンや多肉植物さえ枯らせるぐらい向いていません。お花ってプレゼントするのもされるのも”ちょっと特別”な感じがして嬉しいです。

    1. サボテンも枯らしましたね。。。トホホです苦笑 でも、結婚前はハーブを鉢植えで結構上手に育てていました。
      センスを含めた電磁波というか、バイオリズムと言うか、なんか波長があるのでしょうね笑

      お花は「特別」ですよね♪

  2. 花屋さんもコロナで大打撃を受けておられるんですね。言われるまで気が付きませんでした(^^)/
    そういえば駅前にあった花屋さんも消えてしまっていました。私は贈り物には花を良く使っていたのですが家内の誕生日に贈るのに通販を利用したら包装が悪く傷んでいてガッカリして、それ以来は利用を止めました。生活に潤いを与えてくれる美しい花を売る身近なお店!何とかならないものでしょうか(*^_^*)

    1. 生活に必要なものだけで、人間は生きているわけではないのだと、このコロナで改めて感じました。
      音楽も美術も花もスポーツも、心に潤いを与えてくれる存在の大切さを実感しています。
      お花屋さん、どうにか耐えて欲しいですね。雨の日でも寒い日でも、花屋さんはオアシスです♪

  3. (‘-’*)オハヨ♪ございます。
    花の業界は生産者から販売する人までコロナ禍で困っておられるようですね。現在の状況が悪化しないければと思ってます。コロナ禍で花が世の中に多くの潤いを与えてくれてた事を再認識してます。
    お袋の誕生日に花をプレゼントしても感動してくれないので止めました(苦笑)女房の誕生日がもうすぐ来るので久しぶりに花のプレゼントしようかな・・・(^O^)

    1. saganhamaさんのエピソードは予想を裏切るので、いつも笑ってしまいますw
      お母様は「花より団子」なのでしょうか笑
      と言う私も、花は好きなのですが、切り花は枯れていくのが悲しくて、足踏みしてしまいます。
      でも、たまに買ったりいただいたりすると、長持ちさせます☆
      奥様、お花喜んでくださると良いですね♪

  4. こんばんは
    お料理上手は、母譲りが
    お花は、苦手でしたか^^;
    お花屋さんもこのコロナでお祝いごとなどが減り大変でしたよね
    花はなくても良いものですが、、家の中に花を飾るのは潤いがあって好きです
    今迄は、ベランダの花を1輪づつでもあちこちにでしたが
    今は、スーパーの花屋で、生花があると気持ちが⇗⇗⇗

    1. 私はmakoさんのように上手に育てられない人なので、尊敬です♪

      切り花も蕾があると、順番に咲いてくれるのが楽しみです!!

      スーパーの花屋さんは動線なのでついつい目が行って、ついつい笑 花を買おうと思うこと自体、自分に余裕がないと。。。なので、買う行為自体も気持ちが上がります☆

  5. 私も花は苦手です…(^-^;
    若い頃、生け花も習ってましたが自分には合いませんでした。
    フラワーアレンジメントのがいいかな?と思ったけど、同じでした( ;∀;)

    両親の所に送られてきた花がうちにもおすそ分けで来ることが多く、確かに綺麗で花はいいですが、自分で買って飾ることはないですね…。今は珍しい種類の胡蝶蘭が来てて、まだ3週間くらいですが、枯れていってます!(゚д゚)!注意事項守ってるのになぜ??って感じです。。。
    ちなみにうちは母親もお花はダメですね。。。
    でも、祖母は枯れた胡蝶蘭も生き返らせることができるぐらいの人でした。
    その祖母は9月に96歳で他界してしまいました…。
    すいません、最後しめっぽくなってしまって。。。

    1. 素晴らしいおばあさまですね!! 大往生で、花を生き返せる力が「大往生」なのでしょうか。お悔やみ申し上げます。

      tabisurueiyoushiさんはお嬢様ですね笑
      胡蝶蘭、なんて難しいものは扱いません笑
      蘭が難しいですよね。

      そう、あの注意事項守って、、、の謎???
      共感していただけて嬉しいですw

      1. ありがとうございます。祖母は花もそうですが、料理も裁縫もすべて得意な人でした。
        母親が料理も裁縫も×だったので、私は祖母に習いました(笑)

        はい、お嬢様です。
        お坊ちゃまではありません(笑)
        花を愛でるランクの人間ではないのかな~と思いつつ(^-^;
        料理上手なCoccoCanさんは当然お花も得意だと勝手に思ってたので、親近感をもっちゃいました(笑)

      2. 素敵なおばあさまですねぇ♪

        せっかちだからいけないのでしょうか?花も野菜も育てられていません泣
        母はおっとりとしているから、花との相性もいいのかもしれません。

        確実に花より団子です笑

      3. 確かに!!って一瞬思ったけど、母親は、ぼ~っとしてて、祖母がせっかちです(^-^;
        私は…、せっかちではない(と自分では思うけど)おっとりはしてない、神経質な人間です…( ;∀;)

        花より団子🍡に一票!!👍

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