
忘年会での出来事である。こぞってみんなで私に「犬を飼う」ことをススメてくる。平たく説明すると、子供の成長に伴い、犬を飼い始める時期が2段階あるようだ。(子供がいる前から飼っていた人には当てはまらないと思うが)
第一段階:子供の思春期
子供は成長とともに自分の世界を形成していくので、小さい頃のように親に何でも話すわけではなくなる。(幼少期だからと言って何でも話す子ばかりではないが)学校を始めとする親の知らないところで、深刻な問題を抱えていたり、深刻とまでは行かなくとも、家族と避けて自分の部屋に閉じこもってしまったりする場合もある。
友人Cは中学に入ってから長男が、どんどんと暗くなり、家族との会話を避けて、自室にこもるようになって行ったという。これは良くないということで、家族の共通言語?になり得る犬を飼い始めたら、親とは会話しなくても、犬には優しい問いかけをし、部屋に閉じこもらず、リビングで一緒に犬を介して家族との時間を持つようになったらしい。
友人Iはやはり娘が中学に入り、段々と父親との会話が減ったのだが、犬を飼うようになってから、また犬同伴の家族旅行をするようになったという。
第二段階:子供の独立
友人Kは子供が結婚・独立して、夫婦だけになったときに、犬を飼うことで夫婦の会話の対象が子供から犬に移り、「間が持つ」のだと。
友人Nは第二子長男が寮のある高校へ進学することが決まったと同時に犬を飼い始めた。こんなに早く親元から離れるとは思っていなかったので、やはり淋しいらしい。彼女はせっせと犬の世話を焼き、散歩に連れて行く。そしてふとした瞬間に犬を長男の名前で呼んでしまうそうだ。長男を犬の名前で呼ぶことはないのだが、犬の足を拭いてあげたり、何かをしたりするときの声掛け時に犬を長男の名前で呼ぶらしい。
これ以外にも色々とエピソードを聞くのだが、人間関係を円滑にするための犬の役割の重要性は、話だけでも良くわかる。では、我が家では?というのは後編で。


犬も猫も可愛くて生活に潤いを与えてくれていいですね。
特に犬は人懐っこくて一緒にいると楽しいです。
ただ人間に比べて短命なので別れの時が辛いです(*^_^*)
無条件に愛情を注げて、愛情をもらえる相手ですものね。ペットは。
そして、、、きちんと見送りまでしなければいけないのはやはり辛いです。
[…] 前回の「犬のススメ~前編~」より […]