永遠の19歳とパン作り

永遠の19歳とパン作り

あんなに腰が重くてなかなか「一歩」が踏み出せずにいたパン作りをした。きっかけは、今日の午後のショートプログラム。そう、TVの前で「羽生結弦、何が起こった???」と呆然とした。

そのまましっかりと滑っていて、出だし以外は彼らしい見事な演技だったので、ケガではないことは素人の私でもわかり、身体の異変ではないことに安堵した。しかしながら、、、SPのスタートが8位。そして、若手の注目選手たちは皆絶好調で「自己新記録」を出している。

12月の日本選手権で久々の競技復帰で見せた、鳥肌の立つような演技。羽生結弦を見た18歳の次女が「えっ、27歳?なんかずっと19歳だよね」と言った。そう、いい意味でスポーツ選手は歳を取らない気がする。特に羽生結弦のあの肌の美しさ、手足の長さ、ジャンプの高さ、華麗な演技、彼が持つ独特な中性的な魅力。彼だけを見ているといつまで経っても「19歳」だと思ってしまう。

しかしながら、選手生命が短いフィギュアスケートの世界。若手選手が完成度の高い見事な演技を披露してくる。当事者でも関係者でもないのに、ショックな気持ちがぬぐえなかった。そして、気持ちを切り替えるのに作ったのが「パン」だ。

やる気はそれなりにあった?ので、色んな本や動画、ネットなどを見ていた。よって、ある程度自分の中でレシピと工程は決まっていた。複数のやり方を組み合わせた作り方で、今回はあえて「適度に捏ねる」方法を選んだ。理由は簡単「気持ちの切り替えし」が必要だからだ。

幾度となくmic.mimicさんに「魚を捌くより簡単」と言われても、mic.mimicさん・KYOさん・nikonikomaisonさんなどの素晴らしい「小麦の作品」を見ると気持ちがしぼんで行った。でも、やってみたら楽しかった。生地がほんのりと温かいのもなんかホッコリする。無心に生地をたたきつけて捏ねる。悪くない。力もいらない。美味しくなれ。

4年に一度の大会に照準を合わせる難しさ。そんな中で、女子1500m イレイン・ブスト(オランダ)選手のように、35歳4度目の大会にてオリンピックレコードで金メダルを取れるなんて、きっと誰もが憧れる「有終の美」なのだろう。

そして、きっと多くの人が思っている。金メダルがなくても浅田真央が私たちのヒーローであるように、高梨沙羅や他の選手たちにメダルがあろうがなかろうが、沢山の夢を与えてくれていることを。

3大会出場していることが奇跡、その上オリンピックでの2連覇。十分すぎる。木曜日フリーの演技、ただただベストパフォーマンスが見たい。

woman making pastry on table with flour
Photo by Klaus Nielsen on Pexels.com

↑イメージ写真。パンのレシピは後日。

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11件のコメント

  1. 常に金メダルを期待されるプレッシャー!その中で弱音を一切吐かない羽生選手や高梨選手。
    プラス謙虚な人間性。もう“有難う お疲れ様’’だけで十分ではないでしょうか(*^_^*)

    1. おっしゃる通りです。
      オリンピックでの残りの競技が終わったら、とにかく「ありがとう」と言いたいです!!

      1. 日本人の誰もが感謝すれども責めてないので、自分をこれ以上責めないで欲しいです🤤

      2. 本当に、感謝の気持ちでいっぱいです!!

  2. ご紹介頂きありがとうございます。

    おおーすでに小麦粉の旅に出られていたのですね。生地を捏ねる感触いいですよね。どんなパンを作られたのか気になるぅ!

    1. またリンク貼らせていただきました。
      そうなのです。思いがけないきっかけで、旅立てました笑
      mic.mimicさんがおっしゃっていた通り、無心になれるのと、あの「人肌」の温度と徐々に滑らかになっていく感じが良かったです☆

  3. フィギュアからパン作り、なかなかのスピンっぷりですね。ひょっとしてはまっちゃいました?(笑)

    1. 「なかなかのスピンっぷり」www
      洒落が効いてますね☆

      いや、毎日でも作りたくなってしまいます。お菓子作りより楽しいです♪
      でも、でも、でも、、、体重が増えるのが確実にわかります。美味し過ぎて危険ですw

      1. ですよねぇ。カロリーで比べると満腹になるのにはパンの方がたくさんカロリーを摂ることになりがちですし。年末年始に色々焼いていたら脂肪だけでなく電気代も増えました(泣)

  4. こんにちは(^^)
    知り合いがパンの製造販売してるのを見ていてその大変さが分かってるので、我が家でのパン作りはないと思います。CoccoCanさんのチャレンジ精神を見習わないといけないんですけどね。
    IOCの金満で贅沢三昧の体質が嫌なので、オリンピックに出場してるアスリートには悪いなと思いながらも北京五輪ほとんど見てません。ニュースで時折見る日本人アスリートの前向きな言葉は気持ちが良いです。

    1. >>IOCの金満で贅沢三昧の体質が嫌なので、オリンピックに出場してるアスリートには悪いなと思いながらも北京五輪ほとんど見てません。
      →お気持ちよくわかります。正直、オリンピック自体、もう良いのでは?と思ってしまうほど、金と政治とドーピングとで、、、嫌になります。
      選手たちが本当にかわいそうです/
      そんな中でも私の「パンの旅」への一歩の後押しをしてくれるアスリートたちの持つパワーはやはり凄いです笑
      ただの「家庭のパン」ですが、とても楽しく美味しかったです☆

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