海外あるある?

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海外あるある?

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Photo by Jean van der Meulen on Pexels.com

mic.mimicさんのイギリスの旅話を読んでいて、思い出した旅のエピソードがある。

A国に住んでいたときに、2歳と5歳の子供たちを連れて南国に旅行した。A国の格安航空券サイトでお得なチケットを買って、極寒のA国から南国へと飛び立った。

到着した空港の税関の前で次女が吐いてしまって一波乱。乗り物酔いがひどい次女。抱っこしていたのだが、吐くのでは?と気配を感じて人のいない、自分(私)に被害のないように嘔吐したので、周りの人や洋服は辛うじて大丈夫だった。

床を汚してしまったのに、駆け付けたスタッフや清掃員は私たちに優しかった。実はこの南国、この旅行の数週間前にも旅行で来ていた。格安航空券も手に入れたので、夫の出張に合わせてまた来たのだった。(前回は完全なバケーション)本当に人に優しい国である。

夜遅くに着くフライトだったこともあったが、そんなこんなでホテルに着いたのは深夜であった。大人一人で、5歳と2歳の子連れ海外旅行はやはり疲れる。気温差40℃。とにかく、早く寝かせたい。が、バスタブの蛇口をひねってもお湯が出ない。操作の問題ではなく、多分壊れている。日付はとっくに変わっているし、吐いているので、フロントに電話をして、問題解決(修理)ではなく、「お湯がきちんと出る部屋」であることを確認してから、部屋を変更してもらうよう交渉した(チビが二人いることも伝えた)。

海外に住んでいると、修理にものすごく時間がかかることをよぉーーーーく知っている。日本のサービスの基準は世界トップクラス。そんなことを外国で期待しても無駄だし、一番労力を使わず、互いにハッピーな策を考えるのは大事。

ホテルにチェックインしてお湯が出ない可能性なんて、日本では考えられないけれども、海外では想定内。イライラもしない。家の修理ではないので、部屋の移動の方が楽。せっかく広げた荷物だが、もう一度パックしてお湯の出る部屋へ。

吐いたとはいえ、乗り物でずっと寝ているし、旅慣れているので、体調が悪いわけではない。変更した部屋で風呂に入り、さっぱりしてベッドへ。子供たちはぐっすり。私はビールタイム。

きっと語学が出来なかったらチビ二人連れて親子3人で旅なんてしないのだろうから、外国語が出来るのは武器だなぁー、なんて思いながらビールを飲む。小さな頃に来た海外旅行を長女すら覚えていないかもしれないが、楽しく面白い我が家の珍道中の幕開けである。これが、前に書いた「満天の星」に繋がるエピソードの始まり。

この旅行では、人生初の「スリ」にもあったし、列車は定刻通りに着かないし、色々あったけれども、総じて明るくて優しい国。まぁ、今だったらチビ二人抱えて海外旅行はしないだろうけれども、あの頃私もまだ30ちょっと。若いって素晴らしい。

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18件のコメント

  1. こんばんは^^
    小さい子を連れて海外旅行…若いって素晴らしいですね
    お湯が出ない 停電してる 列車は遅延する 引ったくり 落とし物は戻らない
    すべて外国あるあるですね
    pikaoはお酒が弱くてホテルのエレベーターの中で吐いた事があります
    ちゃんとしたホテルだったのでホテルのスタッフが掃除してくれました☆
    タクシーの中で吐いた時は怖い運転手にすごまれて掃除しました(笑)
    営業損失を請求されないでホッとしましたぁ ダメですね(*^0^*)~♪

    1. タクシーは要注意ですよね!!
      海外あるある、怖がっていたらどこへも行けないので、まぁそう言うことに出くわしたらすべてが「経験」ということで、次回の教訓にするだけですよね笑

  2. 日本の素晴らしいサービスのつもりでいると海外では大変な事になりますね。
    自分一人なら何とかしますが小さなお子さん連れで困られたと思います。
    でも南国の優しい対応があって良かったですね。海外で優しい対応をされると一生、その国ファンになってしまいます(*^_^*)

    1. 本当に、知らない土地、特に海外で温かい対応をしてもらえると、その国が大好きになります!!嫌な面なんて、どこの土地や国にもありますからね☆

  3. またまたご紹介ありがとうございます。

    海外だとまず故障を疑いますよね。そしてしょうがない、と思わずにちゃんと主張することも大事ですよね。特にお金を払っている場合。これで思い出した話があるので、近々ラリー🎾します!

    1. ラリー楽しみにしています!!
      mic.mimicさんからの「刺激」でいろんな投稿が出来て楽しいですw

      1. そう言って頂けると嬉しいです。

        ちょうど明日投稿しようと思っていることにちょっと関連してるのでそこに書く予定です〜🎾〜

      2. おぉーーー、これから読みます☆

  4. こんばんは
    長い海外生活の中で色んな経験をされたことでしようね
    何か有った時、優しくされるは良いですね
    海外で語学が堪能なのが1番ですよ
    何があっても大丈夫(話せるから)

    1. 色んなことがありましたねw 
      ジッとしているのが嫌で、色んなことを楽しんでやっていた気がします笑
      英語が出来ると誰かしら助けてくれるので、本当に感謝です!!

  5. あるあるですね〜
    海外に住んで良かったことの一つに『つまらない事でイライラしなくなった』ですね。
    CoccoCanさんが仰る通り語学力も当然なんですが、海外の文化や考え方、時間の流れに自分を自然に合わせられる事が大きい。

    『お湯が出て当然だろ〜❗️』
    なんて怒りに任せて暴言を吐いたところで状況は変わらないですからね。
    結局のところ日本文化の押し付けと、上から目線(日本人は気がつかないうちにやってますね)
    友達になってしまった方が好都合。
    海外居住経験者にとっては当たり前の考え方も、日本の社会では理解されない事、多くないですか?
    CoccoCanさんは器用にこなしているんでしょうね。

    1. パッチングワーカーさん、コメントありがとうございます!
      別のフォルダーに入り込んでいて、返事が大変遅くなって申し訳ありません。
      >>『つまらない事でイライラしなくなった』
      →本当に大切ですよねw 私はそもそもがせっかちな上に、正論で理詰めしちゃう「嫌な」ところがあるので、
      パッチングワーカーさんがおっしゃる通り、「海外の文化や考え方、時間の流れに自分を自然に合わせられる」ことが大事だと気付かされました。
      特に子持ちで行動範囲が限られるときは!!

      日本のおもてなし文化は繊細な気配りで成り立っていますが、相手に要求してしまった時点で「上から目線」に変わってしまうのでしょうね。

      日本の社会では理解されないことが多く、生きづらく思ったこともいっぱいあります苦笑 小5のときに帰国した学校がそうでした。
      でもそれ以上に面倒だなぁーと思ったのが、駐妻の世界でした笑
      日本は日本人が多いので、なんとなく紛れることが出来るのですが、駐在員の多い都市の「日本タウン」はきつかったです。
      子供が学校へ通うことを考えると、そういう場所を避けて住むのが難しかったり、国によっては住む場所が限定されていたり。

      そして、全く器用にこなせず、「真っ向勝負」派です苦笑 集団にならないと何もできない人たちと正面から勝負していましたw
      こんな母に育てられたので、子供たちは私の1000倍器用ですw

      いつか、パッチングワーカーさんとも海外あるあるをケラケラと笑いながら話したいです!!

  6. 海外での語学、ほんと重要ですね。
    私は語学が堪能ではないので、なおさらそう思います。
    大昔の話ですが、パリの郵便局で切手を買おうとした際、英語が通じなくて苦労しました。事前に切手というフランス語を調べておかなかった自分が悪いのですが、International stampsでも、ジェスチャーでも通じなくて、売って貰えなかったことがあります。結局、移動中に空港で買いました。
    それだけでパリやフランスをディスるつもりはありませんが、ぶっちゃけ、あの時の窓口のおばさんのことは未だに根に持っています。

    お子さん連れの苦労はどこに行っても大変だろうと思います。この前のお話も感心しきりでした。若いって凄いことだなーとも。
    余談ですが、子連れに限定すると、むしろ海外の方が子供に寛容な国が多いイメージが個人的にはありますね。日本はあまり子供に寛容ではない国だと思うので。

    1. 卒業旅行でフランスに行ったとき(25年前)、英語が全く通じず、現地で知り合ったフランス文学専攻の友達にその話をしたら、「フランス人は愛国心が強く、フランス語こそ共用語だと思っているので、英語を使うのはプライドが許さない。なので、英語はできるけれども分からないふりをしている。」と言われました笑

      そこで、友人のアドバイスに基づき:
      “Je ne parle pas français.(私はフランス語が話せません。)”というフレーズを言ってから、
      “Can you speak English?”と言って話し始めたら、駅やミュージアムのチケットでも、レストランでもスムーズに行きました。

      なので、あくまでも私の経験からですがw 絶対に通じていただろうし、外国人が郵便局に来る理由なんて限られていますしね笑
      今は違うかもしれませんが。昔の話ですw

      >>子連れに限定すると、むしろ海外の方が子供に寛容な国が多いイメージが個人的にはありますね。
      →このネタ、ずっと書きたくて、でも書いて良いものかとこのブログを開設してから思っているのですが、、、もしかしたら近日中に笑 全く同感です!!

      1. 凄く良くわかりますー。
        私が行ったのはかれこれ30年ほど前のことですが、やはり知人から同じ注意を受けました。空港やホテルのフロント以外はほぼそう思った方が良いとも。
        なので、旅行中はひたすらフランス語というか単語を使うよう心掛け、もっぱら挨拶と「えくすきゅぜもあ」や「しるぶぶれ」と「めるしー」「ぱるどん?」を連呼してましたね〜。あとは行きたい地名と。街中ではほぼそれでスムーズに行きました。ほとんど一人で行動していたので、頼れそうな道行く人々を探しながらの旅でした。みなさんとても優しかったです。
        オペラ座に行きたくて「えくすきゅぜもあ!ら・おぺら?」と言いながら笑顔で地図を出し、後はひたすらジェスチャーでなんとか乗り切ったとか、ある意味懐かしい思い出です(笑)
        なので、国際郵便切手のフランス語を調べてから行かなかったことは本当に痛恨のミスでした。が、やはり窓口おばさんに対しては未だにちくしょー💢と思っています(苦笑)

      2. 「ちくしょー」笑えますねw
        >>もっぱら挨拶と「えくすきゅぜもあ」や「しるぶぶれ」と「めるしー」「ぱるどん?」を連呼してましたね〜。あとは行きたい地名と。
        → どこの国でも、この基本は大切ですよね。相手の構え方も変わりますし☆

        あぁー、早く気軽に海外に行きたいですw

  7. こんにちは(^^)
    子供さん連れのトラブルは大変だったと思いますよ。今となっては良き思い出と言えるかもしれませんが。語学が堪能でトラブルへの対応が自ら出来るCoccCanさんが羨ましいですよ。
    何処の国にも親切な方はおられますね。初海外出張が米国で空港へ到着したら現法の迎えが来ておらず深夜のニューヨークからニュージャージーへ黄色のタクシーで移動、黒人の若い運転手が道を間違えながらホテルへ・・・途中冷汗もんでしたがホテルへ着いた時にはホッとしました。料金もぼったくってなかったのが後で分かり親切な運転手だったようです。道を間違えたのは自分のせいで申し訳ないという事も言ってましたから。
    語学堪能でない私は何度もそいう方に救われました。海外あるあるでは搭乗予定のエアーラインがキャンセルとなり別ルートで移動(ハンガリーのブタペストからチェコのプラハへ行けるはずが、ブタペストからウイーン経由でプラハへ到着は4時間遅れ!!)したのは最後の海外出張の時でした(笑)
    海外での経験は今の私の生活の為の大きな糧にはなってると思ってます。古い言葉ですが人類みな兄弟を実感できましたから。

    1. NYのタクシーは話を読んでいるだけで、ドキドキしちゃいました!! 国にもよりますが、やはりNYは怖い、、、と思ってしまいます。という先入観もいかがなものかと思いますが、海外では警戒しているくらいでちょうどいいのかな、、とも。
      良い運転手さんで本当に良かったです☆
      搭乗予定のエアーのキャンセル、、、これも「あるある」ですよね。でも、これほど困ることもない、、、
      ブタペストからプラハ!! まさに私が行きたい国と街です♪

      >>人類みな兄弟
      →こういう素朴な気持ちを皆が持てたら、こんな無意味な争いはなくなるのに、、困ったときに本当に助けてくれるのは、遠い人ではなく、目の前の人ですからね。

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