ジェンダーレス ~男らしさとか女らしさとか~

トム・クルーズの代表作「Top Gun」公開から36年、続編となる「Top Gun:Maverick」が今年公開されている。トム・クルーズの映画と言えば、映画が公開されるたびに、世界的に色んなトレンドを巻き起こし、「男らしい」の代表格と称されていた。
久しぶりにトム・クルーズの映画でも見に行こうかなぁーとふと思ったのだが、私はそんなに映画好きではない。決して嫌いではないのだが、そんなに積極的に見るわけでもないし、映画館に足を運んでまで見たい人ではない。子供たちは大好きだが、私は家でビール片手にまったりテレビの前で見られれば良いタイプ。2時間の映画の長さにちょっと飽きてしまう時がある。入りが長く、なかなか本題に行かないのがちょっとじれったい(作品にもよるのだろうが)。
スポーツ観戦はどんなに長くても面白い試合なら飽きないし、現地に足を運ぶのは厭わないのに、不思議なものである。まぁ嗜好や興味の違いだよね。
そう言えば、映画好きな人に男女の偏りってあまりない気がする。スポーツ観戦は、男性の方が多いかな、、、女性もそこそこいるけれども。格闘技とかになると、やはり男性の方が多いか、、、なんてことを考えながらランニングをしていた。
そして、私の”女らしい”趣味・特技って何だろう?とふと思った。料理はシェフや研究家など結構男性も多い。スポーツは前述通り。手芸とか裁縫はそこそこ好きだなぁー、と思ったところで、ふと高校のときの体育の男性教諭を思い出した。
その体育の先生は水泳部の顧問で、年中真っ黒に日焼けしていて、ごつい人だった。そしてその先生の趣味は編み物だった。自分の体育の担当の先生でもあり、学年主任でもあるその先生に、ことあるごとに呼び出されていたのだが、秋冬になると先生はしょっちゅう編み物をしていた。すごく手際よく上手だった。出来上がったセーターを見せてもらったこともある。職員室で普通に手を動かしていた。
今でも、美術部・吹奏楽部・合唱部の男子生徒はあまり多くないと思う。1990年代に男性が編み物をするのは一般的に「男のくせに」と言われがちな時代だった。人目を憚ることなく、自分の趣味や特技を堂々と披露している先生を、私はかっこいいと思った。そして完成度の高い作品は美しかった。
そんなことを思い出した瞬間に、「女らしい趣味」なんてくだらないことを考えた自分を笑った。一時「女子力」と言う言葉が流行って、今でも家事が得意で、良く気が利く男子を「女子力が高い」なんて言うけれども、性別ではなく、個人の性格や特技だよね、アレは。
共学で、男子より発言したり、仕切ったりすると「女のくせに出しゃばりだ」と言われたこともあったなぁー、なんて芋づる式に思い出したくないことまで頭に浮かんでしまった。しかしながら、今と言う時代は、生物学的な「男女(オス・メス)」はあっても、自分の好きなもの得意なもの、趣味や嗜好にボーダーはなく、思い切り堪能できる。
景気も回復しないし、暗いニュースも多いけれども、良い風潮も確実に出来てきている。好きなもの(こと)を伸ばしていけたら良いよね。そんな風に生きていきたい。
こんばんは^^
男女が互いに人権を尊重しあう時代に入りましたね
きょうの内閣改造では政界はまだまだだけど…
男女問わず個性や能力を十分に発揮できる場面がほしいですね(*^0^*)~♪
政界は男女の問題もですが、色々と闇も深いですね、、、
でも、こうやって徐々にジェンダーレスの意識が浸透して生きやすくなるのは嬉しいことですよね!!
仰る様に美術部・吹奏楽部・合唱部を始めESSや生徒会などは女生徒が占領状態で更に全体ではプロ野球、ボクシング、ラグビー、プロレスなど男性ばかりだった分野にも進出して目覚ましい活躍ぶりです。
女性が強くなったのか男性が弱くなったのか、当たり前になりつつあるのか分かりませんが、どんどん中性化が進んでいます(*^_^*)
私が思うに、きっと男性も本来の形なのかもしれません。サポート役を好む人や、裏方で痒い所に手が届く人など、性別に関係ないでしょうからね、本来。ファンシーで可愛いものが好きだったり。
「男だから、女だからこうあるべき」という価値観から解放されているのは、男性も女性もなのでしょうね♪
男性の日傘もそうですが、専業主夫が増えても良いと思います!!
専業主夫も少しずつですが増えているようですね。お互いが理解し合って納得すれば、それはそれで良しですよね(*^_^*)
本当にそのように切に願います。
役割分担の夫婦もいれば、協力し合う家庭もあるでしょうし☆
世間の”目”が変わることですよね!! wakasahs15thさん世代もそう思ってくださるのは嬉しいです☆
日本人は他人の事をあれこれ言い過ぎですよね。
はい、寛容の精神が必要だと思います(*^_^*)
互いに干渉しすぎる国民性があるような気がします。
きちんと責任と義務を果たしてさえいれば、「自分は自分」で良いのに!と思います☆
そうですよね。私もそう思います(*^_^*)
☺