初観戦:アメリカンフットボール その1

初観戦:アメリカンフットボール その1

アメリカ3大スポーツの一つで、その中でも群を抜いて人気があるのがアメリカンフットボールであることくらいは知っていたが、今までTVでも動画でも試合をじっくりと観ることはなかった。別に好きでも嫌いでもないというか、そもそもルールも試合の流れも知らない。

娘の同級生のお母さんから、息子が大学の体育会アメフト部に所属している。日本ではマイナースポーツなので、応援に来てくれたら、、、と言うような内容が、グループあてに送られてきた。現在海外に住んでいて、試合を観られないそうだ。

スポーツは基本的に割と何でも好きだ。コロナで3年ぶりに学生スポーツが再開されたのも知っている。海外に住んでいて、日本の行事に参加できないもどかしさもよく分かる。そして、知らないことを予習して、観戦しに行くのも楽しいかもしれないと思った。

予習するにもとっかかりが必要なので、知り合いに予習するポイントを聞いたら、下記のようなことを教えてくれた:

1)11:11のスポーツだが、攻撃するターンと守りのターンがあって、「攻撃メンバー11人」「守りメンバー11人」がガラッと入れ替わる

2)各ポジションの専門性が高く、蹴る人、運ぶ人、守る人などがあって、まったくボールに触らない選手もいる

3)4回で1度の攻撃を行い、1度の攻撃で10ヤード以上進まなかったり、インターセプトされる(相手にボールを奪われる)と、攻撃権が相手に移る(そして、選手が総入れ替えする)

4)攻撃権が相手に移ったときのスタート地点は(タッチダウンを決めたときを除く)攻撃終了地点となるため、3回の攻撃で前へ進めず、自陣にいる場合は、4回目の攻撃で遠くへキックして相手の陣地へボールを飛ばして相手の攻撃開始地点にする(そうしないと、簡単にタッチダウンを決められてしまう)

上記の基礎を元に、Youtubeを検索したら、ポジション説明やルール解説、実際の試合を観ながら解説してくれる動画などがあって、結構予習することが出来た。本当に便利な時代である。いくつか、分かりやすい動画をピックアップして、一緒に行く友達にも予習を勧めた。

変な天気の続く10月。その日はちょっと蒸し暑かったが雨は降らなかったので観戦日和。会場に到着して、広いフィールドでアップをしている選手たちを観るとそれだけでテンションが上がる。面識のない娘の同級生ママは「息子の背番号のT-shirtを着ている」と教えてくれたので探そうと思ったら、バッタリお会いすることが出来た。ケガから復帰した我が子を観に帰国してきた。

4月からレガッタ・バスケ・バレーと学生スポーツを観たが、アメフト選手、明らかに体格が違う。ヘルメットを取ると年相応の若々しい可愛らしさがあって、体格とのギャップに驚く。数週間前にNBAのSaturday NightでNBA選手たちを観てきたが、プロバスケ選手と比べても明らかに違う体型である。

一緒に観戦した友人には高校生の息子がいて陸上をやっている。つい先日も地方へ応援に行っている。アメフト選手の保護者が息子の背番号T-shirtを着ているのをとてもうらやましがっていた。確かに、陸上選手は背番号はない。我が子の背番号を着ている保護者の皆さんは、本当に嬉しそうで、誇らしそうだった。天気が落ち着いていることもあって、試合が始まる頃にはほぼ満席。

整列していよいよ試合が始まる。初生観戦!! セレモニーが始まった。ドキドキワクワクする。(その2へ続く)

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12件のコメント

  1. こんばんは(^^)
    アメリカへ出張した時にテレビで数多く見たスポーツがアメフトでした。ルールも全く分からずでしたが(-_-;) 言葉が分からなくても楽しめるスポーツ番組にはお世話になりました。
    選手や関係者の数多い姿にこれから始まる試合へのワクワク感が高まってるのが感じられました。

    1. 他のスポーツとは桁違いの選手の数でしたし、審判や運営スタッフの数も多かったです。
      あんなに広いフィールドなのに、選手たちが大きいのとプレイが速くてダイナミックなのも惚れ惚れしました♪

  2. なんか面白そうと思いつつ、ルールが全くわからず父親がテレビで見ている横でそれをBGMのようにして縫い物をしていた記憶があります。

    ボールに一度も触らない選手がいるなんて驚きです。ルール4)はなるほど、と思いました。3)の選手が総入れ替えというのは攻撃と守りが入れ替わるというのではなくメンバーがごっそり変わるということですか?今までピッチ(?)にいた選手が全員ベンチへ?

    サッカーを結構前の方の席で観戦した時にボールを蹴る音とか選手のぶつかる音とか、迫力があったのですが、アメフトだったらもっとすごそうですね。

    1. ルール3)選手層が厚くなければ、攻撃ターンと守りターンで兼任する選手ももちろんいるらしいのですが、選手層が厚いチームは、攻撃ターン専門のチームと守りターン専門のチームとに分かれるようです。
      そのチームの中でさらにメンバーチェンジがあります。
      体力の消耗も激しいですし、ケガも多いこともそう言うシステムになる理由なのではないかと思っています。

      そうなんですよ、ぶつかる音はスタンドまで届いて、余計身体が強張りました笑

      1. へぇ、そうだったんですね。ではベンチ入りするのは総勢何十人もいるということですね。攻撃チームと守りチームでいざこざとか起こらないんですかね。”俺たちがこんなに守ってるのに攻撃しょぼいな”とか。

      2. 私もど素人なので、詳しいことは分かりませんが、NFLの選手登録枠は53名だそうです。(日本の学生リーグは分かりません)

        でも、あのフィールドの外にいるユニフォームを着ている選手はみんな登録選手です(たぶん)。テントの中にも15人くらいいるので、相当な数でした!!

      3. そんなにたくさん!運営が大変そう….と夢のないことを考えてしまいました。

      4. きっとスタッフに加われることも誇りなのでしょうね。そう言う意味でも楽しかったです♪

  3. アメフトは観戦したことがないです。
    ラグビーは良く見ますが、よく似たゲームではないかと思う程度の知識です(^^)/

    1. 私もラグビーと似ている競技だと思っていましたが、全然違いました。
      学生のアメフトは関西が圧倒的に強いみたいなので、関東リーグよりもさらに面白いと思います。
      今、関西大学リーグもシーズン中なので、機会があったら是非。関西学院大学が圧倒的に強いようです。

      1. ラグビーは前へボールを出せないのに対してTVで観るとアメフトは前へのロングパスも使ってますね。その差くらいが分かる程度です。
        関西では関学と京大が競っているようです。機会があれば観戦してみたいです(*^_^*)

      2. 私にとっては想像以上の刺激になりました。
        たまには馴染みの物から離れるのも活性化されるなぁーと思いました♪

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