金沢:うす揚げの甘辛煮

金沢・近江町市場に「うす揚げ」と言う油揚げがあった。関東の油揚げと違い、かなり大判で薄い。空洞がない感じ。これをみそ汁や鍋に入れるととても美味しかったのだが、一番おいしかったのが、甘辛く煮たもの。油揚げだけでしっかりとしたおかずになる。
材料(2-3人前)
うす揚げ -液体出汁・酒・みりん -醤油 -塩 | 1枚 各大さじ3 小さじ1½ 1つまみ |
作り方
1. 熱湯に油揚げを入れて油抜きをする →揚げを三角形に切る →全ての調味料を入れて沸騰させる →切った油揚げを入れて3分程弱火で煮る

2. 完成

薄いのに出汁を沢山吸収する
みりんの優しい甘さと昆布と椎茸の出汁で炊いた油揚げ。薄いのだが、大豆の旨味があっていつもの油揚げとは全く違った食感。夫がとても気に入って、この写真の甘辛煮をほとんど一人で食べてしまった。
↓金沢おでんに使ったこの厚揚げも絹ごしと木綿の中間のような柔らかさ。美味しい出汁をものすごく良く吸ってくれた。



水が美味しいからなのだろうが、豆腐類もとても美味しかったのが印象的。近江町市場にある「二六」では、ソフトクリームなども売っている。
昔、A国に住んでいた頃、健康診断一時帰国で夏に北海道へ旅行した。その時、北海道の美国町で食べた豆腐がものすごく美味しくて飛び上がるほど感動したのを思い出した。
日本は小さい島国だが、豆腐や油揚げ類も地域性があって楽しい。そう言えば、一時帰国する度に「日本は何でこんなに水が美味しいのだろう」と思った。ホテルの蛇口から出る水道水が柔らかくて美味しい。こういう素朴な味を薄い味付けで食べるのが好きだ。私は豆腐に醤油をかけない派である。
この油揚げ近江町市場で売ってるの見ました。油揚げや厚揚げは大好きでレンチンして味付けせずに食べる事が多いです。
私は醤油やソースを食品に掛けないで食べる事が多いです。素材の味で充分に美味しいと思ってるので。。。
近江町市場、本当に良かったです。そして、何を食べても美味しい!!
市販のサラダのドレッシングも好まないです。
素材の味の美味しさ、大切ですよね♪
前半部分を読んで、これ食感はどんな感じかなぁと思ったのですが、やはり普通の油揚げとは違うんですね。Vegan料理でよくお肉の代わりに豆腐が使われますが、これはそんな使い方にもとっても良さそう。
普段、そんなに高い油揚げを買っていないということも大きのですが苦笑(旅先だと普段より高くても美味しそうなものを選ぶ)、とにかく上品な味わいでした。
元々がんも、厚揚げ、油揚げ、大豆製品は好きですが、この上品さはおススメでした♪
揚げ豆腐などは、やはり水が大事なんでしょうね。
こちらでは京都の薄揚げが売られています。味噌汁や野菜との煮物ばかりで甘辛煮で食べた事がないです。甘辛煮にトライして見ます(*^_^*)
京都も水がキレイなことで有名ですものね。井戸水?を汲みに行く人がいたり。精進料理、豆腐料理も当然有名ですし。この記事を書いていたときに、今度は京都だけをゆっくり探索して、豆腐料理を堪能したいなぁーと、ちょうど思っていました!!
大豆製品は水をたっぷりと使うので、水が美味しいところは当然美味しいですよね。日本人に生まれて良かったなぁーと思う瞬間です。