電車遅延:国際線に乗り遅れたら

いよいよウランバートルへ。当日「もう出発した?」と連絡をしたら、フライトの時間と「今空港に向かって、電車に乗っている」という返事があった。ワクワク感が伝わってくる。

離陸予定時刻の2時間前に、娘から「電車がものすごく遅れていてヤバイ」と連絡が来た。いつもなら2時間前にはチェックインしている。それがまだ電車の中。現在地を聞くと、そこから順調に電車が走り出せば、1時間前くらいにはチェックインできそうだが、どうやら動いたり止まったりを繰り返しているらしい。焦りが滲み出ている。

リムジンバス・タクシー・別ルート、あらゆる代替案を調べてみたが、どれも間に合う見込みがない。とにかく今乗っている電車で空港までたどり着くしか方法はなさそうだ。同時に、間に合わなかった場合の対処法を考えなければならない。

国際便の搭乗回数は割と多い方だと思うが、今まで一度も乗り遅れたことはない。セキュリティチェックが尋常ではないほど混んでいて(あまりにも流れが悪い。利用客の多さの問題ではなく、空港会社の対応・システムの問題。)、搭乗口まで猛ダッシュしてギリギリ間に合ったことが2回ほどあったが、空港までの遅延によるトラブルはない。

行き先はウランバートル。今回調べるまで知らなかったが、直行便は一日一便のみ。経由便は14-5時間かかる。なんということだ。嘆いても、電車が動くわけではないので、乗れなかった場合に何をすべきか調べることにした。

今回の便はJALとの共同運航便だったので、JALのサイトを検索すると、下記の案内を見つけた。

💡保安検査場=チェックインカウンターのこと

20分前までにチェックインすれば、何とか間に合うらしい。

ここで、大きな問題が。航空会社に確認するのに、成田空港のJALチェックインカウンターの電話番号が知りたいのだが、なかなか見つからない。SNS時代あるあるなのだが、電話での問い合わせを受け付けていない企業(店舗)は意外と多い。昔の様に連絡先が一目瞭然でわかるようになっていない。

成田空港のサイトから日本航空・国際線のページを見つけ、そこにようやく電話番号が記載されていた。下が娘に送った、対処方法。

【公共交通機関の遅延による国際線の乗り遅れの対処法】

1. チェックインカウンターに20分前までに着かないことが確定したら、速やかにJALに電話をすること(JAL国際線: 0570-XXX-XXX 03-XXXX-XXXX)

2. チケットの規約を確認すること →変更が可能ではないチケットでも、こういった公共交通機関の遅延の場合は、別の対処をしてくれる可能性がある

3. 駅で遅延証明書を必ずもらってからチェックインカウンターへ行くこと

4. 旅行保険の特約で航空券が保障される場合があるので、航空会社の対処によって、必要であれば保険会社に連絡すること

5. 変更した便の目的地到着時刻次第で、ホテルやツアーなどの変更を行うこと

ネットで遅延状況を調べても「遅延」とだけ記されていて、詳細は全く分からない。娘からも何の連絡もないのだが、状況を聞いたところで、もう上記のアドバイス以外出来ることはない。

あんなに目を輝かせて、ワクワクしていたモンゴルへの旅。フライトが少ないにもかかわらず、このアクシデント。私は娘の気持ちを考え、すっかり落ち込んでしまった。離陸予定時刻30分前になっても娘からの連絡はない。あぁぁ。

すると、その1-2分後に娘から写真が送られてきた。チェックインカウンターと冒頭の飛行機の写真だ。おぉーーー、良かった!!カウンターの掲示板の時刻は離陸予定時刻の31分前。

飛行機に乗り遅れた場合のことなど、調べたことなどなかったので、今回は良い機会となった。航空会社によって対応が違う場合もあるし、常にupdateしないといけないが、大枠はそんなに変わらないと思うので、備忘録として残しておくことにする。

チェックインカウンターで受付の人に叱られたらしいが、とにかく間に合って良かった。貴重な休み、楽しんで!!

これは2月末の富士山

おすすめ記事

10件のコメント

  1. おー間に合って良かった。間に合わなさそうだったら電話連絡・電車の遅延証明(←自分では思いつかなさそうです)をもらう、これは覚えておきたいです。

    航空会社によっても違うと思いますが、ロンドンでいつもと違うターミナル発だった時にメインゲートから電車で移動しなければいけないほどの距離があったとは知らず、呑気にメインゲート付近で飲んでいたら電光掲示板にチェックインclosedと。これはやらかしたかと思いながらダメもとで猛ダッシュしてゲートに行ったら受付の係の人にかなり睨まれました(当然)が乗せてもらえました。

    空港によっては搭乗ゲートまでかなり時間かかることもあるのでそこらへんもちゃんと調べなきゃですよね。

    1. 搭乗ゲートチェックは重要ですよね。
      小さい空港なら別に良いのですが、大きいハブ空港は要注意です。
      搭乗ゲートがあり得ないほど遠い上に、そこからバスで飛行機に乗るパターンも。
      マイナーな航空会社や目的地だとそのパターンが多いです!!

      1. 私がやらかした時は普通まずboarding のサインに変わるところを見逃したか別の便を見ていたかのどちらかだと思います。一応飲みながらチラチラ掲示板は見ていたんですよね。

        大きい空港は苦手です。名古屋の空港なんてこじんまりしてていいですよ。

      2. 大きい空港だと見逃してもおかしくないですし、基本的に海外は日本ほど親切なアナウンスはありませんしね。
        間に合って良かったです!!

  2. 目的地への便が、一日一便で電車の遅れとなると運を天に任すしかないです。
    この様なケースでの電車の遅延証明は思いつかないでしょうね。良いことを知りました(*^_^*)

    1. 遅延してるわけですから、電車内で時間はたっぷりとあって、今はスマホ時代でいくらでも調べられるのでしょうが、実際当事者になると冷静な判断が出来ないですし、いつものように頭も働いてくれなくなりそうなので、こうやって調べて良かったです!!

      長くなるのと、テーマから打線するので本文には書きませんでしたが、朝のラッシュアワーの遅延証明書、駅によってはそれをもらうのに並ぶこともあって、泣きっ面に蜂。

      改札で「発券」ではなく、改札の出口に箱を設置してそこに証明書(切符サイズ)を大量においているケースもあったので、鉄道会社にはスムーズな対応をお願いしたいです!!

      1. こちらでも遅延証明書は発券機になっています。僅か1台ですから列が出来るでしょうね?
        昔、娘が友人と沖縄旅行を決めたものの当日、朝寝坊してしまい、泣きながら私の部屋にやって来ました。飛行機の出発時間を聞いたらタクシーで高速道路を使えば間に合いそうだったので来てもらい何とか間に合いました。娘は友人に電話をしてタクシーの到着予定時間を伝え航空会社に伝えたそうです。そんな話しを思い出しました(*^_^*)

      2. お嬢さん、やはり「頼りになるのは父!!」という思いだったのですね♪間に合ってよかったです☆

        友達がいればまだ良いのですが、一人旅で笑

        お嬢さんには頼もしい父と友達がいて、楽しい沖縄旅になったことと思います♪
        (きっとタクシー代はwakasahs15thさんだったのでしょう。今回タクシーすら無理だと判断しましたが、「払ってあげるから」と言おうと思っていました。就職した子供に対してしてはいけないことですが苦笑)

      3. いえいえ、それは娘のミスなので自分で払いましたよ。そんなに甘く無いです(*^_^*)

      4. そうでした。寝坊でしたねw
        電車遅延だったので、言おうかと思いましたが、自分のミスなら言いませんね笑

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。