
私は昔バスケットボールをやっていた。今でこそ両手ドリブル、両手シュートは当たり前となっているが、私が小学生だった40年前はそうではなかった。
私は小さい頃から背が低かった。とてもバスケに向いている体格ではない。よって、今回の男子バスケWCで見た、富永選手の「ディープスリー」や河村選手のような緩急をつけた「ドライブイン」を武器にしていた(大げさな表現だが)。
その頃、小中学生レベルでは、両手でドリブルやシュートを打つ選手は少なく、両手で器用にボールを操ることが出来たらそれは大きな武器となる。と私は思った。
私は右利きだ。当時、左利きの子のほとんどは、鉛筆やハサミを右利きに矯正されていたので、両手を器用に使う子が多かった。私は左利きに憧れた。うらやましかった。
左手を器用にするために、バスケの練習中に左手を積極手に使う以外に、中学生の私が実践したことは3つ。
1)箸を左手で持つ:給食のように、時間制限があるときには途中であきらめて右手で食べていたが、時間が許せば左手で食事をするようにしていた。
2)左手で字を書く:食事と違って、明らかに筆記速度が落ちるので、気分転換くらいにしかやらなかったが、結構たのしい。何とも心許ない字を書く。そして、日本人が文字を右手に矯正させる理由がとても良くわかる。
3)左手の握力をつける:中1の時の左手の握力が11㎏(右は19㎏)良く球技をやっているよな、、、という値。授業中に軟式テニスボールを握って握力を付けるようにした(それでも20㎏前後くらいまでしか上がらなかった泣)
ネットで動画を見て真似するような時代ではない。アナログの時代。自分で考えて行動する。
男子バスケットボールWCに出場していた富樫選手・渡邊選手・馬場選手の座談会的動画を見たとき、馬場選手が言っていた。あまりにも自分の左手が役に立たなかったので、箸を左手で持つようにしたと。現在では左手で食べるのが基本となっているそうだ。
私は急に親近感を覚え、嬉しくなった。身長198㎝、体格も運動神経も身体能力も恵まれた一流選手。そんな人でも魔法の近道なんてないのだと教えてくれる。努力なくして天才などいない。
私は自分がPG(ポイントガード)をやっていたので、富樫選手や河村選手が好きだ。恵まれない身長を独自のテクニックで克服しているところが、日本人らしく、ワクワクさせてくれる。
天才にはなれなくても、努力は出来るはず。ジョシュ・ホーキンソン選手の献身的なプレイ。渡邊雄太の決意。ベンチの熱い応援。あの一体感。沢山の可能性を見せてくれたバスケットボールWC、来年のパリオリンピックが楽しみである。
たま~に右脳の強化をしようと思って左手にマウスを持ちますが上手くいかないです。
左手で箸を使ったり字を書くのも、この忙しい時代に大変な事だと思いました。一流のアスリートは、それだけ努力されているんですね。coccocanさんも中学時代に左手を強化されて、今の何かに役立っているのでしょうね(*^_^*)
左手マウス難しいですよね!!
左手の字は小さい頃にやらないと無理ですね。平仮名はまだゆっくり書けば、何とかですが、小学1年生のようなおぼつかない漢字になります笑
付け加えると、日本語の字の性質上、左利きだと書きにくいです。そういうことを知る良い機会です!!
箸は細かいものはゆっくりになってしまいますが、大抵のものは割と大丈夫なので、思い出すと左手で食べています。でも急いていると、無意識に右手になっています。習慣ですねw
左手強化で右脳が活性化したかどうかは分かりませんがw、料理の撮影時にはカメラが右手でしかシャッターが押せないので、箸を左で持って撮影しています。そのくらいでしょうか笑
すごいですね、ストイックな中学生。私も以前脳の活性+ゆっくり食べることになりそうなのでダイエットにもなるかと左手でお箸を持とうとしましたが、あまりにももどかしく数日でやめました。coccocanさんはどれぐらいの間その3つをしていたんですか?
右手で食べるよりゆっくりになるので、急いで食べるときは仕方がなく右手にしていましたが、中学3年の夏(引退)までは左手で箸を持っていました。(軟式テニスボールも)
(うちの親が右手で持つようにとすごくうるさかったです。)
字は圧倒的に書くスピードが落ちるので、気分転換程度にしかできませんでした。(今でも時々書きますw)
その後も、箸は今でも気付いたときには左手を使うようにしています。もどかしいと右手になりますが笑
字は、ゆっくりと丁寧に書くからか、ひらがなに関しては右手よりもキレイ?と思う時もw
今でも時々左手を使っているんですね。時間に余裕がある時は気分転換に良さそうですね。
左利きは芸術家というイメージでずっと憧れていました。左利きの友人曰くいろいろ不便だそうですが。
>>左利きは芸術家というイメージでずっと憧れていました。左利きの友人曰くいろいろ不便だそうですが。
→そうなんです。芸術家、センスがある人、イメージです。
挟みを始めとする全ての刃物は不便でしょうね。書くスピードも明らかに、右手の方が書きやすいですし。
気分転換になりますし、なんだか賢くなった気分になれるので、たまに左手で箸をつかってくださいw
ちなみに、利き足も右ですが、なるべく両方使うようにしています。シュートも両方で笑