スマホはなく、携帯を持っている人もとても少ない時代だったが、誰かが「今から真鶴行くよ」とか「箱根行く人?」と声を掛けると4人くらい集まり、多い時には車2台で私たちはどこへでも行った。お金はないが時間は沢山あった大学時代。みんなで運転を交代しながら、ふらっと袋田の滝へ遊びに行ったことも。
エッセイ
昭和の産物 アレコレ
家の現役の皆さんを集合させてみた。家電は1つしかないのだが、便利なアレコレを。
大きくなったね!!
長女の幼馴染のTは、電車が大好きだった。二人が4・5か月くらいからの付き合いなのだが、電車が見えるうちのマンションに来ると、Tは上機嫌だった。幸い都心部なので、電車が多いと2-3分、昼間でも7-8分に1本は通る。
4画面
オリンピックで覚えてしまった、複数画面で同時に観戦する方法を採用し、PC2台をそれぞれ2画面にして4試合をネット配信で同時に観ることにした。オリンピックの時は違う競技を3つ4つ同時に観ていたのが、今回はすべてサッカーだ。
生け花と歳
先月、次女の高校の文化祭で、華道部の生け花の展示を見た。教室に入って私が真っ先に口にした言葉は「若い!!」だった。スマホでの写真撮影が禁止だったのと、SNSにアップしてはいけないことになっているので、実物の画像を見せることができないのは残念なのだが、見ればすぐにわかるような若さ溢れる作品だった。
花屋さん
私の実家は、母が植物を育てるのが上手でベランダや花壇の花を一輪挿しにしたり、お店で買ってきたり、家の中に花を欠かすことのない家だった。観葉植物を育てるのも上手で、玄関・トイレ・風呂場まで至る所に緑や花があった。
りんごと洋ナシの思い出
小学生の頃、C国に住んでいたのだが、最後に住んだ家にはとても大きく、前にも裏庭もある「外国」らしい家だった。その裏庭には四季折々の様々な果実が収穫できた。少しずつだが、ブラックベリー・ラズベリー・野イチゴなども。
秋の演奏会
同僚が弦楽合奏団に入っていてコンサートをやるという。緊急事態宣言も解除されたことだし、クラシックは娘の吹奏楽部以来3年ぶりなので、友人を誘って行くことにした。
大事な日のアンパンマン ハンバーグ
こともあった。絵も簡単なので昔は色んなキャラクタを描いていたのだが、いざパーツを作ろうと思っても、上手く思い出せない。アンパンマンから離れて10年以上経つ。仕方がないので、ネットでアンパンマンを久しぶりに検索してみた。
不自由な日本語(後編)
外国人と話していると、お互いのバックグラウンドや文化・習慣が違うことを前提としていて、その違いを分かり合おうとする。日本人同士でもそうだったらいいのに、と良く思う。奥様会も駐妻ランチも習い事も、海外で不安な人にはありがたい場所なのだろうから、そう思う人たちで楽しめばいい。ただ、私は他にやりたいことがあると言うだけだ。
不自由な日本語(中編)
英語やA国の言葉で会話をするときは、相手を理解しよう、自分の考えをわかって欲しいと、一生懸命話をする。上手く伝わっていなければ、言葉を選びなおしたり、説明を加えたり。相手の言葉のニュアンスが正確に理解できているのか不安な時は確認することもしばしば。とにかく「一生懸命」なのだ。海外で出会った友達にいらぬ誤解を与えないように、勝手に誤解しないようにと必死なのである。
不自由な日本語(前編)
最初に日本語を窮屈に感じたのは、子供の頃にC国で過ごし日本に帰国した時だ。小学校5年生の2学期に帰国した後の、2者面談で母が学校の先生に「〇〇(私)さんはハッキリとモノを言いすぎる」と言われたらしい。そのとき私は母に言った。「直接私に言えばいいではないか」と。
復活
夫が帰ってきて、PCを診てくれた。開口一番言った言葉は「思ったより重症だね」だった。病院で医者に「覚悟して下さい」と言われている気分だった。
「~だと思う」
「~だと思う」は、日本人ならおそらく誰でもよく使うフレーズだろう。別に何の違和感もないし、ごくごく当たり前の日常会話の述語だ。
予兆と終息と再開(再会?)
その一番大きい胃腸痙攣のあとは、とにかく細心の注意を払って、お守りにしている漢方薬もひどくなる前に服用した。B 国にも慣れ仕事も始め、胃腸痙攣は年に1回2日間で治まるくらいになっていた。
始まりと予兆
久しぶりにやってきた。1年以上順調だったから油断していた。出会い?は高校2年生。それから、定期的に訪れるこの胃腸痙攣。
この季節がやって来た
そんな週末、19時過ぎにサッカー練習帰りの電車に乗った。日中は曇っていて少し肌寒い日で、練習中は終始小雨が降っていた。秋冬の電車で困ること。そう、去年から始まった「窓を開ける」これがものすごく寒いのだ。
文化祭の後の楽しみ
週末に、次女の高校の文化祭があった。去年は中止となったのだが、今年は在校生と在校生の親1名のみが外部から参加できる形で開催。緊急事態宣言が解除になり、中止にならなくて本当に良かった。
大学の授業
長女が山形牛・刺身・里芋を食べに帰ってきた。「○○、作ったけれども食べる?」と誘うとホイホイとやってくる。たらふく食べた次の日に帰るはずだったのに、電車が結構長い時間止まっていて帰れない。帰宅するのに、かなり迂回しなければならず、PCを持ってきているからと泊っていくことになった。
陶芸
もう一つこのクラブのことをよく覚えている理由は、なぜこの陶芸クラブを選んだのか?ということだ。確かに工作も大好きな子ではあるが、スポーツが得意なのに、そういったものは一切選ばなかった。
忽然といなくなるあの子たち
まだまだこっちがやる気満々だったり、エンジンがかかってきた頃に、何の前触れもなくいなくなるあの子たち。何度も裏切られてきた。捨てられた気分になる。
立礼式
美術館は有名な展示をしていたのだが、あまりにも知識がなさ過ぎたのと、散歩でゆっくりしすぎてあまり時間がなかったので見送った。その代わりに中にあるミニ図書館で美術の知識を少しつけて、外にあるオブジェなどを堪能しながら、美術館の周りをぐるっと歩いた。芸術に造詣が深くない人間としては、景色・オブジェ・建物を見ているだけでかなり楽しめた。
リベンジ
もてない!シリーズで話した真夏のウォーキングで、途中から若干不貞腐れていた?私は石ころを蹴りながら歩いた。「本当に石ころを蹴る人っているんだ。しかも大人で。」と自分で自分に突っ込みを入れながら、しばらく石を蹴り続けた。
子供の成長
頭の中はすっかり「山形牛のローストビーフ」になったので、スーパーへ寄ることが出来たら、ローストビーフ用の山形牛モモ塊肉を買ってきて欲しいとお金を渡した。私のサッカーのお弁当ついでに、うちに前泊していた長女のサンドイッチを作り、しっかり保冷バックと保冷材も持たせた。
サイクリング~復路~
宿から海岸へ出て、氷見漁港の辺りからずっと道の駅「雨晴」まで8㎞を折り返し地点として復路。次の目的地は「海津屋」さん。名物氷見うどんを食べること。
サイクリングと散歩~往路~
朝起きて高台にある公園と高校へ行き、立山連峰が見えるかどうか確認し、そこで水筒に入れたコーヒーとお茶を飲み、そのまま駅に行き自転車を借りた。受付時間は9時-17時なのだが、8:45分でも気持ちよく貸してくれた。都心ではあり得ないので、この柔軟な対応に感動(都会がどれほどやさぐれているのか!)。とても気持ちが良い。レンタル料も1日200円(電動だと500円)。ブリジストンのしっかりとした自転車でサドルもふかふかだ。素晴らしい!
9月の「月見弁当」
余裕がないのに?ないから?リフレッシュしたくて、敬老の日の昨日は朝4時半に起きて、お弁当を作り、朝ごはんを軽く食べてサッカーへ行った。帰宅してから筋肉痛の体に鞭打って、あれこれとやっていたのだが、とても疲れてしまってなんと20時前には起きていられなく、気を失うように眠りについた。
キーワードは「富士山」
私たちは高山病にならないように8.5合目の辺りで一泊し、早朝に宿を出て登っている途中でご来光を見た。行きは山梨側から登り、帰りは夫の家へ行くのに御殿場側へ下山した。登りより遥かに下りが辛く、普段ランニングもサッカーもしているが膝がカクカクした。さすが18歳の現役高校生男子たち。呼吸は多少苦しくなったらしいが、難なく下山し翌日もぴんぴんだったらしい。回復力が違う。
気が付けば
「令和」の年号が発表された日のことは鮮明に覚えている。その日は長女の大学の入学式だった。大学の入学式に親が行くの?とは思ったが、長女の大学の近くには桜の名所があって、そこも通るし、いかんせんもう長女の学校行事に行くのはこれが最後だ。
学校が楽しみになる
9月も1週間を過ぎた頃、最後の高校生活なのに次女が「家に早く帰りたいんだよね」と言う。0歳児の保育園から始まって、「家に早く帰りたい」と言うなど初めてのことだ。長女もそんなことを言ったことはない。そう言えば、夏休みが終わる前も「学校始まるのめんどうくさい」と言っていた。
良いものを長く大切に使う
私は中・高校生くらいから、いわし・秋刀魚・鯵は時々捌いていたが、大物を捌くようになったのは社会人になってから。初めてのボーナスで買ったのが、木屋の「出刃包丁」と西川の「羽毛布団」。22歳のセレクトとしては中々渋いが、どちらもバリバリ現役の優れもの。刺身包丁は結婚してすぐ夫が就職1年目で購入。牛刀は一時帰国で旅行した福岡で購入。これも優れもので、どれも現役。三徳包丁は就職した年に人からいただいたものである。良いものは長く使える。
もてない!のおまけ編
絶景ポイントを目指して歩いている途中、足場の悪いところに出くわした。そこは通常の道より70-80㎝くらい低くなっていた。夫が先に降りた。
もてない!(後編)
そんな「もてなかっただろう話」をしているとまた電車が通る。線路に近づいたり離れたりするのもこの散歩コースの魅力らしい。通る度に「電車が来た!!」と言われると、条件反射でせっせと写真を撮る私。「あれ?わたし電車好きだった?」とうっかり勘違いしそうになる。
もてない!(中編)
目的地の駅から300mほど進んだところで、私は「ここで折り返さないの?」と聞いたら、夫はシレっと「次の駅まで行く」と言う。そうそう、こういう人だった。理系の仕事をしているとは思えないほどアバウトなのだ。そして、次の瞬間「ここからトイレがないから大丈夫?」と聞く。
もてない!(前編)
「田んぼと電車が一緒に見える絶景スポットがあるから」と夫が言う。8月最後の土曜日に行こうというのだ。その前に次女が夫の家の近くにある美術館が良いらしいと言っていて、「美術館でも行こうかな」と私が言っていたので、「美術館でも良いよ」と小さい声で付け足すように言う。そして、いかに田んぼと電車のコラボが素晴らしいか珍しく口数が多い。猛烈にプッシュしてくる。「別に美術館でもいいけれど」とボソッと付け足す。
またね(後編)~大学と別れ~
海外での生活はどんなに楽しくても、永住しない限り必ず別れが来る。Yが本国に帰国することになった。彼が当時使っていたSMSやe-mailアドレスはA国を出国する前にもう使えなくなる。当然Yの本国での連絡先など明かされるわけがない。永遠の別れだ。連絡を取る手段もないし、互いに会いに行く方法もない。近況を聞くことも、彼の成長を知ることもない。私たちは誰も。
またね(前編)~大学と出会い~
A国にいたときに大学に通っていたのだが、そこには色んな人がいた。国籍も年齢も性別も様々で、文化や習慣が違っていて大学の勉強以上に学ぶことが多かった。あるタームに日本とは国交のない国の16歳のY青年とクラスメイトになった。当時私は30代前半。倍ほども歳が違うクラスメイト。彼が一緒だった時のメンバーは、彼がダントツ若かったのだが、10代から70代まで各世代が一人二人いるようなクラスだった。
土鍋ご飯が好き❤
次女のCoccoが友人宅で超高級な「米」をご馳走になった。誰もが知っているブランド米ですこぶる美味しかったらしい。炭水化物が大好きで、中でも「米」を愛するCoccoは、白米の美味しさを熱く語った。
鈴虫に秋鮭
7月下旬から8月上旬うだるような暑さだったのに、お盆に入ったら雨が降り続き肌寒いくらいの気温になった。ようやく晴れ間が出てきたと思った8月後半、鈴虫が鳴き出した。日中は33度くらいまで上がるので暑いのだが、風は割と乾いていて、夕方には涼しく、夜には開けっ放しだと寒いくらいだ。
吊り橋効果?
ドラえもんが好きだ。うちの次女が。ドラえもんが嫌いな人はあまり聞かないし、ドラえもんを知らない人は滅多にいないだろう。国民的アイドルだ。特別ドラえもんが好きでなくとも、旅先で出会えば嬉しくなる。そのくらいドラえもんには人を惹き付ける力がある。
虹の尻尾
背中から虹の尻尾が自分を通過した。目の前に現れた虹の尻尾はちょっと歩けば手が届きそうだった。これがジブリ映画だったら、崖の上から家の屋根や木を渡って、波に乗って海の上まで虹の尻尾とかけっこが出来るのに。
デトックス
あまり大声では言わない方が良いのだろうが、6日間の旅に出た。一軒家を借りて地元食材で自炊する旅行。人口の少ない地方都市へ行った。
「過去の自分」の力を借りる?
「想像力」という遊び”に、冬は窓の外を見て、真夏の暑さを想像すると寒さが和らぐ気がすると書いたが、真夏にこの手は使えない。
いつだって全力投球
合宿では、Iと(詳しくは「チームメイトが言ったこと」で)と我が子を含む女子チームと母親たち(希望者)との親子対決をした。Iの母もいる。私は普段女子チームの守護神をしていて、いつもは後ろから女子チームを支えていたのだが、その日は母チームの司令塔として真っ向勝負することになった。
E.T. 知っている?
「E.T.知っている?」と次女に聞いてみた。ある競技を観ていて「E.T.みたい」と思った。
チームメイトが言ったこと
10年前のチームメイトで3年ほど一緒にプレイした友達の話だ。チームメイトと言っても、出会った頃そのチームメイトIはまだ中学生だった。
暑さ対策
鉄瓶で麦茶を沸かしていた。独り暮らしをした18歳のときから変わらず、暑い夏にわざわざ湯を沸かして、麦茶を煮出し、冷ましてから冷蔵庫に入れる作業をコツコツとやっていた。
売り場はどこ?
3か月くらい前だろうか、全国展開しているスーパーでこのアロエベラを買った。買った理由は①添加物が少なく植物由来 ②コスパが良さそう である。化粧品は目的がないと見ないのだが、手荒れがひどいので、基礎化粧品やハンドクリームなどは割と小まめにチェックするようにしている。
3つの「し」
メイクは滅多にしない。しないというより下手だ。「昔取った杵柄」というエッセイにも書いたが、眉と目元を少し整えるくらいで過ごしている。
食卓の華
彼の保冷バックの中には、ハンドボールくらいの大きさのメロンが2個入っていた。片方をもらおうとしたら、保冷バックごと2個のメロンを渡された。立派なメロン2個だよ。えっ、いいの?メロンだよ!!!