前回の二日目の食事1で書いた通り、せっかく丸一日遠出できる日だったのだが、前夜の寒さと睡眠不足にやられて、朝ごはんとおやつを食べたあとはもう出かける気にならなかった。旅先でこんなことは初めてだったので、自分の体力がたった2か月で落ちてしまったのかと随分と心配したが、温かい湯につかって、温かい食べ物を食べて、ぐっすりと寝たらしっかりと復活した。

healthy, yummy, easy and gorgeous
前回の二日目の食事1で書いた通り、せっかく丸一日遠出できる日だったのだが、前夜の寒さと睡眠不足にやられて、朝ごはんとおやつを食べたあとはもう出かける気にならなかった。旅先でこんなことは初めてだったので、自分の体力がたった2か月で落ちてしまったのかと随分と心配したが、温かい湯につかって、温かい食べ物を食べて、ぐっすりと寝たらしっかりと復活した。
北陸訪問のお目当ての一つが「のどぐろ」。さすがに高級魚なので、いいお値段。でも食べたいよね。のどぐろも皮と身の間に旨味がぎっしりと詰まっているので、バーナーで炙った。とろけるようにおいしい。そして、見て欲しい、この肝の輝き!! これは2尾分の肝。この頃になるともう「生」で食べるのが当たり前になった。鮮度の良さってすごいなぁー。
加賀大根をメインに、石川の厚揚げ、能登牡蠣、シロカズエビ、メギスのつみれ、加賀の車麩、加賀の練り物、石川産のネギ、厚焼き玉子、昆布、白滝、こんにゃくを入れたおでん。出汁は「昆布・かつお節・酒・醤油」で作ったもの。金沢おでんと言って良いか分からないが、シンプルな出汁にこれだけ加賀の名産を入れれば、許されるだろうか。出かける前に出汁でコトコト煮た加賀大根。この度で2本目の加賀大根。おでんしか勝たん。
ガスエビは北陸の海老で、殻が茶入りの海老。富山・石川・福井でそれぞれ呼ばれ方が違うらしい。甘エビやボタンエビのような「イケメン系」ではないのだが、私はこの上品な甘味ととろけるような口当たりが好きだ。特に刺身が美味しかった。色んな食べ方をしたのでご紹介。
ウマヅラハギとの出会いは、2021年11月に小田原でワーケーションをしたときに、滞在先から自転車でちょっと行った魚屋さん。そこで見かけたときから「捌きたい!!」と思ったのだが、他の魚たちで手いっぱいで、結局この子は刺身で食べただけ。刺身の繊細さも生の肝も絶品だった。1年以上かけて近江町市場で運命?の再会。この子は日本海出身。一皿2尾を購入した。さて、上手く捌けるだろうか。
ハタハタ2品目は煮付け。ハタハタの旨味を最大限に引き出すように、薄味で煮た。白菜は買わなかったので、代わりに小松菜の茎を下に敷いたがこれも美味しかった。小さい魚のに、繊細な白身で程よく脂が乗っている。ご飯にもお酒にも合う!
初めて見る魚「アカラバチメ」はメバル属で日本海沿岸や北海道・東北の太平洋側で獲れる魚らしい。写真よりも実物の方がもっと赤くてとてもきれいな色。三枚おろしにして半身はバーナーで皮目を炙って。半分は刺身に。1尾は塩焼き、2尾は干物にした。味はのどぐろを少しサッパリさせた感じ。きめが細かくて甘みがある。
日本海側にしかいなく、てこの季節しか浮いてこない深海魚のハタハタ。このピカピカの輝き。魚屋さんが唐揚げにすると良いよと教えてくれたが、そんな量の油もないし、揚げ物はしたくないので、ガーリックオイルで揚げ焼きにすることに。この肉厚の原木椎茸がまた絶妙。良いバランスだった。
GWのサッカー帰りに友達と行った焼き鳥屋さんの突き出しの玉こんにゃくがとても美味しくて、それ以来、玉こんにゃくを1㎏買って来ては煮て冷蔵庫に入れて置く。こう暑いと、冷え冷えの玉こんにゃくがとても美味しい。醤油味のまま食べても良いのだが、赤味噌ダレを付けて味を変えても美味しい。国産の玉こんにゃくは248円(税抜き)コスパも良い。
春から秋までが旬の「ながらみ」という名前の貝。スーパーで「初めまして」とこの形の貝を見て、買うのには少し勇気がいりそうだ。でも食べた言葉あれば、逆に忘れられない形の貝。迷わず購入。売っているのは初めて見た。このビジュアルからは想像できない、肝も癖のないあっさりとした美味しい子なのだ。
先日焼いたアキレスの残りを圧力鍋で柔らかくスープに。トロトロになって美味しい。これぞコラーゲン。普段、手羽元や豚の骨付きリブを圧力鍋で煮るときは、蒸気が出て圧がかかってから約7分加熱する。牛すじ肉でも10分くらいだ。このアキレス、圧力鍋で柔らかくするのにかかった時間は。。。
北陸の魚屋でも寿司屋でも結構いい値段だった、白バイ貝。島根県産は今が旬。貝好きとしては何とも言えない美味しさ。日本海西部でしか獲れないらしい。次女が金沢旅行の土産で買って来てくれた白バイ貝のお寿司も美味だった。氷見のスーパーで去年見たバイ貝よりは随分と小ぶりだが、えっ、この値段で良いの?というお得感。この大きさなら刺身に出来る!! 肝は煮付けにするぞ。今夜のお供はもちろん、透明のアレ。
家の近くに、手ごろなお値段で上質な和牛を売っている店がある。ホルモンも割と充実しているのだが、初めて見たのがこの「アキレス」アキレス腱だ。食べたことがない。決してホルモンがすごく好きなわけではないのだが、未知なるものへの好奇心が強い。見るからにコリコリとしていそうだが、脂っこくはなさそう。まぁアキレス腱だし。ということで、食べてみた!!
香草って意外と高い。でも今回は立派な香草が安かったので、たっぷりと入れてフォーを作った。豚と厚揚げを入れてサッパリ目のスープで。ピーナッツの代わりに乾煎りした大豆を砕いてトッピング。干しエビも乾煎りして香ばしく。ナンプラーを好みの量入れるとエスニックに。フォーのツルツル感が良い。
昨日の続き、夫の実家のニラを使って、皮から作った餃子。焼き餃子にすると同じものなのに全く違う味になる。水餃子は皮を楽しむ感じだが、焼くとなかの餡を楽しむ感じになる。市販の皮で作るよりもしっかりと餡を閉じ込めるので、肉汁がジュワーっと。このダブルイソフラボン効果はてきめん。
旬のニラ。庭のニラはもちろんうち「庭」ではない。GWに夫が実家からもらってきたニラだ。義父母が栽培したニラ。柔らかくて風味が良い。これを使って、美味しい餃子を!! ということで、小麦の旅に出て水餃子と焼き餃子の食べ比べ。先ずは水餃子から。
鶏むね肉をハーブに漬けこんで、素揚げするだけのアヒージョ。数種類の乾燥ハーブを使うだけで、いつもの鶏料理がお洒落になる。むね肉なのにジューシーで柔らかい。漬けて置けば冷蔵庫で数日日持ちするので、お弁当や来客時にも便利。にんにくではなく、にんにく酒を入れることによって、にんにくの旨味と香りづけができ、匂いは気にならないのも良い。
白菜なばなの食感がとても良かったので、餃子にしたい!と12㎞歩いたその夜に、せっせと餃子づくり。白菜なばなを主役にしたいので、先日美味しかった豆腐と大豆ミートを入れたハンバーグを応用して、旬の食材を楽しめる餃子に。肉と野菜の旨味がジュワーとあふれ出す、軽くて何個でも食べられちゃう餃子。
このハンバーグのポイントは「豆腐」と「大豆ミート」の片方ではなく、「両方」使うこと。豆腐はハンバーグをふっくらとさせ、大豆ミートはつなぎの役割をしてくれる。卵・パン粉・片栗粉などを入れずにふっくらと仕上がる。別鍋で煮た野菜ソースとの相性抜群。低カロリー高タンパク質なのに、満足感があって、野菜もたっぷりと食べられるのが良い。
りんごのコンポートはりんごの種類を問わず毎年よく作るのだが、やはり紅玉が一番おいしい。添加物を入れず、砂糖も控えめにしつつ日持ちさせるには余分な水分を入れないこと。レモンの代わりにすだちの果汁の酸味が、甘露煮にした紅玉の甘さを引き立てる。ヨーグルトやクリームチーズと一緒に。スパークリングやワインと一緒でも。
ハンバーグに入れた大豆ミートが面白かったので、今度はつくねに。これもまた片栗粉を入れなくてもしっかりと形になるので、高タンパク低カロリーとなってとても魅力的。野菜もかなり入れ、れんこんのシャキシャキ感がまた良い。今回はお弁当に。
アルミホイルで包むんでから茹でることで、鶏むね肉の旨味を閉じ込めてパサパサとさせない。今回はお買い得な時に乾燥させた青じそパウダーを使って、青じそ鶏を。生を使っても美味しかったが、青じそパウダーは作って置くと肉や魚に使えるので便利。香りもとても良い。作り置きしておくと、忙しい時やパーティーの時にとても便利。
Made in Thailandの米粉ヌードル、オイスターソース、ナンプラー(無添加のもの)を使って、簡単なフォーを。圧力鍋で牛すじを柔らかくすれば、お肉も柔らかく、ナンプラーを入れれば一気にエスニック。全国にあるスーパーで手に入る食材ばかりなので、是非家で試してみて。
旬の魚をみつけるとテンションが上がる。丸ごと一尾捌くのが好きだ。鮮度もコスパも良いし。慣れれば簡単。捌かなくていい魚介はありがたい。
水も砂糖も入れずに、みりんの甘さでゆっくり煮る。ケーキ・アイスクリーム・ヨーグルト・パンにもよく合う。秋~冬の味覚。
肉をアルミホイルに包むことによって、鶏むね肉がしっとりと美味しく仕上がる。作り置き、パーティー、弁当と幅広く活躍してくれる一品