最後の夕食はホテルの部屋で。作り置きしておいたおかず(野菜)と近江町市場で買った魚たち。冬の北陸はどんよりとした曇り空が多い。水墨画の世界のような感じ。そんな晴れ間が少ない土地柄だからなのか、海の幸、山の幸はこれでもか!! と言うほど「赤」である。

healthy, yummy, easy and gorgeous
最後の夕食はホテルの部屋で。作り置きしておいたおかず(野菜)と近江町市場で買った魚たち。冬の北陸はどんよりとした曇り空が多い。水墨画の世界のような感じ。そんな晴れ間が少ない土地柄だからなのか、海の幸、山の幸はこれでもか!! と言うほど「赤」である。
左の4枚の九谷焼の豆皿(箸置き)は初日にひがし茶屋街で購入したモノ。この4枚は毎日大活躍し、小さいながらもしょうゆ皿として使えて、近江町市場の魚たちと毎日食卓に彩りを与えてくれた。そして、二日目に金沢駅の「百番街」で出会ったのがこのドラえもんの九谷焼の豆皿。
色は黒とこの赤の二色で、赤を選んだ。山中塗の艶と持った時の木の感触がとても良く、手に馴染む。旅行すると宿泊先にコップは大抵あるけれども、お猪口はほぼないし、湯吞があれば湯吞を使うのだが、湯吞がないことも多い。まぁ旅先なのでコップで日本酒を飲むのだが、せっかくの地酒、やはりこういうお猪口で飲んだ方が美味しいに決まっている。漆器なので軽いのも「旅の友」としてはピッタリだ。
前回の二日目の食事1で書いた通り、せっかく丸一日遠出できる日だったのだが、前夜の寒さと睡眠不足にやられて、朝ごはんとおやつを食べたあとはもう出かける気にならなかった。旅先でこんなことは初めてだったので、自分の体力がたった2か月で落ちてしまったのかと随分と心配したが、温かい湯につかって、温かい食べ物を食べて、ぐっすりと寝たらしっかりと復活した。
駅から路線バスに揺られて30分くらいで山代温泉へ。ここは「古総湯」と「総湯」がある珍しい温泉地だと思う。違いは「総湯」がいわゆる一般的な「公共温泉浴場」で、シャワーがあり髪も身体も洗える。「古総湯」は明治時代の総湯を復元し、石鹸やシャンプーなどは一切禁止でかけ湯をしてから、大きな湯船に浸かる。スタッフの方が「湯あみ」をしてくれる。
2月半ば、雪降る中、近江町市場・金沢城・兼六園・尾山神社を巡って4時間半、ちょっと遠いスーパーまで足を伸ばして、おでんの具を買おうと思った。でもこの日は結構な雪が降る中、途中2度ほど熱いお茶を少し飲んだくらいで、全く休憩をしていなくて、気付いたらかなり疲れていた。
前回の二日目の食事1で書いた通り、せっかく丸一日遠出できる日だったのだが、前夜の寒さと睡眠不足にやられて、朝ごはんとおやつを食べたあとはもう出かける気にならなかった。旅先でこんなことは初めてだったので、自分の体力がたった2か月で落ちてしまったのかと随分と心配したが、温かい湯につかって、温かい食べ物を食べて、ぐっすりと寝たらしっかりと復活した。
朝一番に市場へ行って買い出しをしてからちょっと遅めの朝食。日曜日なので市場は観光客で一杯。飲食店は朝から行列。そして、我が家の今日のご飯は。。。
金沢駅・近江町市場からバスで40分程のところに位置するのが「湯涌温泉」。後から調べて分かったのだが、浅野川の海側が先に紹介した内灘町の温泉。山側がこの湯涌温泉。山側と言うことと、人が足を踏み入れないからか、雪がとても深い。この日はもう雪は降っていなかったのだが、さすが山側。金沢駅からバスでたったの40分。浅野川沿いを走る路線バスからの景色も最高。
雪は降ったりやんだり、時々雲の間から太陽も出て来ていたが、兼六園を散策している間は結構吹雪いていて、あっという間にフードやリュックに雪が積もる。
雨の日本海を見に行った翌日、あられが降り出した。その日はあまり積もらなかったのだが、一晩経ったら一面が銀世界。首都圏はたまに「ひょう」は降るが、「あられ」は最後にいつ降ったのか覚えていない。本当にコロコロとしている。雛あられみたい。
温泉に入りになんと2回も行ったのだが、いずれも雨の日。1回目は次の日から雪が降る予報だったこともあり、風は強いし寒い。海岸線にはカラスと私だけ。いつもだったら、靴を脱いで足を海に浸すのだが、一人だと波打ち際に近寄るのも怖い気がした。
新鮮な魚がいっぱいで目移りするのだが、夫の両親は日本海側の出身で小さい頃から新鮮なカニやカレイを食べている夫の希望でカレイをゲット。これは多分「赤ガレイ」だった。
スノーブーツを履いて防寒対策バッチリで行った金沢。着いてみたら雪どころか、気温12度で暖かい。前日に降った首都圏の雪も朝には溶けていて、凍ることもないくらい良い天気。前日の雪のおかげで富士山がとにかくキレイ。熊谷を過ぎて軽井沢を通過する時は銀世界。週末は暖かいと知ってはいたのだが、軽井沢・長野で膨らんだ「銀世界」の期待が高まる。しかしながら、立山連峰が見える頃にはしぼんでしまった。そして降りたら暖かい。ちょっと拍子抜け。
冬の金沢へ行く。一昨年の夏に氷見へ行った際に車で能登半島へ21年ぶりに行ったのだが、金沢は約23年ぶり。その時は9月の新米が出る季節に行った。冬の北陸は2度目だ。
神奈川県産のフグをみりん醤油に漬けて天日干しに。後から、半分は魚汁に漬けても良かったなぁとちょっぴり後悔したけれども、やっぱりこのみりん醤油も絶対に外さない。やはり干すと旨味が凝縮されて鍋とはまた違う味わいに。新年から「ふぐ」とは「ふく(福)」が来そうで縁起が良い。
以前秋田で買って来た「高級缶詰」がこの子である。誰もクマを食べたことがないので、全員そろったときに食べようね、、、と今年の正月に食べることに。夫も子供たちもとりあえず何でも「食べてみる」のが好きなので、興味津々。さてお味は?
正月3日目の作ったのがアクアパッツア。クリスマスに金目鯛の煮付けで、正月にアクアパッツアとは、、、と思うかもしれないのだが、これはとてもおススメ。ローストビーフや焼き豚などを用意していても、3日目くらいにちょっと目先が変わったものが欲しくなる。そんなときに少しだけにんにくを効かせて、日本酒にもよく合うアクアパッツアはとても良い。すごく簡単で手早くできるのも嬉しい。これから我が家の正月料理の定番になりそうだ。
香川で買って来た、さぬきオリーブ酵母(KO18)を使った純米酒。スーツケースに友達用に2本、正月用に1本の計3本を買っていた。それで満足するはずだったのに、空港でこの純米酒の「SPARKLING SAKE」を見つけてしまったのだ。
これが今年のお節料理。12/28に毎年恒例の「焼肉忘年会」、12/29に蹴り納め+プチ忘年会、そして12/30・31と台所にこもって、元旦の朝は田作りと出汁巻き卵を焼いたりして、作った料理と刺身を切って盛り付け、餅を焼いて雑煮を作るだけで3時間くらいかかる。1時間半くらいかけて食べるのだが、それでも食べるのは一瞬。。。でも、今年も頑張った!!
思い返してみれば「今年はどんな年になるだろうか」なんて、具体的に考えたことはあまりない。「今年の抱負」も、年始に改まって考えるというより、常に割と具体的に取り組むことがあるから、わざわざ「年始」に「誓い?」を立てる必要もなかった。なので、どんな年になるとか、どういう年にしようとあまり考えてはいない。
生誕半世紀一歩手前で初の奈良へ行って来た。18㎞も歩き回ったので、きちんと色々と神社仏閣を周って来たのだが、トップバッターは「柿の葉寿司」を。
随分と昔にテレビでこのりくろーおじさんのチーズケーキを見て、おいしそうだなぁーと思っていたのだが、土産に持ち帰るには潰れそうだし、6号(18㎝)を甘党ではない私が一人で食べるのは難しい。今回は娘が一緒だったので、思い切って買ってみた。
今年最後(今シーズンではない)の一人牡蠣祭りに秋田のお酒を合わせた。同じ東北同士だから、宮城の牡蠣と日本酒は合う。せっかくいただいた冷酒グラスなのだが、この日はお気に入りの秋田のわっぱのお猪口で飲むことに。
各蔵元さんが自社製品の紹介を行い、順番にお酒が運ばれてくる。アンテナショップ・道の駅・飲み屋で「日本酒の飲み比べ」は多々あるのだが、だいたい3種類くらいだ。夏に行った秩父の道の駅も3種類だった。なので、こうやって7種類も飲み比べられるなんて、日本酒好きの人間にとってはとても幸せ。
近所の魚屋さんでGWごろから生しらすを時々見かける。その時々によって、産地が静岡なことが多いような気がするのだが、意外とみかけるのが「大阪湾産」のしらす。長女が来ていたので、初めて大阪湾のものを買ってみた。塩分が丁度良くて、何もつけなくても美味しい。
パン粉の衣の代わりに、油揚げに豚ヒレ肉を入れて焼いた。なぜもっと早く作らなかったのかと思うほど美味しい。油揚げで包むと香ばしいだけではなく、ボリュームUPにもなる。さらに豚肉の旨味を油揚げが吸収してくれるので、とてもジューシー。鶏肉でも美味しそう☆
今年もホヤの季節がやって来た。ホヤは驚くほど簡単に捌けるので、生の殻付きホヤを食べて欲しい。袋に入っているものではなく。味が全く違う。今年は、いつものポン酢を甘夏と文旦を醤油漬けにしたものに変えて、さらに、去年紹介してもらった酢味噌とマヨネーズに、カルパッチョソースも加えて、色んな味で食べてみた。ホヤは瑞々しくて、特徴のある風味はあるが、癖がないので、どの食べ方も良く合う。この食べ方、楽しい!!
夏と言えば「鱧」。毎年食べないと、なんとなく忘れ物をしている気持ちになる。スーパーで既に骨切りまでしてあるものを購入したので、焼くだけ。手軽で簡単なのだが、去年一匹捌いたのが楽しかったので、また出会えるものなら一匹まるごと買いたい。今回は白焼きにして「梅肉+煎り酒」と「レモン胡椒+煎り酒」で食べた。うーん、やっぱり鱧、美味しいよね。
春から秋までが旬の「ながらみ」という名前の貝。スーパーで「初めまして」とこの形の貝を見て、買うのには少し勇気がいりそうだ。でも食べた言葉あれば、逆に忘れられない形の貝。迷わず購入。売っているのは初めて見た。このビジュアルからは想像できない、肝も癖のないあっさりとした美味しい子なのだ。
真ガレイが子持ちなのは2月~5月。その旬な子持ちガレイが魅力的なお値段で。真子がたっぷりと入った肉厚な子持ちガレイはふっくらと美味しい。真子もプリプリ。ご飯も美味しいが、煮汁は冷やして、煮凝りと冷酒というのも嬉しい。
就職して数年目、私がまだ独身の頃。独り暮らしの私が、どうして父と丸の内・銀座界隈で飲むことになったのか覚えていないのだが、仕事帰りに父の行きつけの丸の内の店で待ち合わせをした。
年末に友達がKA〇DIの「カズチ―」というものをくれた。数の子と言えば、お正月の「高級品」という概念しかなかったのだが、この革新的な美味しさと言ったらない。チーズの風味に負けていない数の子の食感・存在感。これを家でも再現したいと思いついたのがこのレシピ。生のニシンの真子を「数の子」にして作った、自家製「カズチ―」だ。うちの子供たちは市販のものよりこちらの方が好きだと。そりゃそうだ。鮮度が違うw
無性に美味しい生ガキが食べたくなったのだが、殻付きの牡蠣をなかなか見つけられないでいた。そしてフラッとネットで検索してみたら、宮城県産の殻付き牡蠣2㎏がお手ごろ価格である。次女と二人で2㎏も食べられるか?と思ったが、一度やってみたかった、「牡蠣だけでお腹いっぱいにする」をやってみることにした。
8月の終わりに先日捌いた鱧のあら汁と大浅利を。どちらも愛知県産。鱧は肝臓も焼いて食べたので、あら汁の骨と内臓以外ほとんど捨てるところのない食材。しかも鱧のあらからたっぷりのコラーゲンが出ていて肌にも良い。コクがあるのに上品な味わい。やはり丸ごと一尾捌くと魚は美味しい!!
捌いた鱧を湯引きと白焼きに。いつも湯引きにしていたが、白焼きも香ばしくて美味しい。湯引きの方は鱧のあら汁で湯引きするので、当たり前だがとても美味しくなる。梅も地元産の梅干しを使用。捌くのは大変だが、色んな料理が楽しめるのが嬉しい。
8月下旬、夫のところで滅多に行かない面白いスーパーで鱧が一本ドドーンと売られている。魚屋さんでは捌いてくれないとのことだが、大好きな鱧。これはチャレンジするしかない。
この間の三河一色産の既に捌いて焼いてある鰻を今度は鰻巻きに。鰻のかば焼きの味を活かす出汁の効いた卵で包む。弱火でじっくりと焦がさないように包むのがポイント。ふんわりと上品な卵焼きの中に鰻がひょっこり。白いご飯にも合うが、私はやっぱり日本酒が良いな。
愛知県はうなぎの生産量全国第二位!三河一色産の既に捌いて焼いてあるものを購入。上手に温めて炊きたてのご飯と一緒に美味しく食べる。うなぎは良質な脂で知られているEPA・DHA、ビタミンA・B1・B2・D・E・カルシウムと栄養がぎっしりと詰まっている。8月下旬、気温は35度前後。暑さを乗り切るにはうなぎしかない?
さわらをいつもと違った感じに食べたいと思って、4年ほど前に作った塩レモンとガーリックオイルを合わせたソースで食べることに。皮目をパリッと焼いて、ナスを色よく仕上げる。レモンの爽やかさがさわらによく合う。
帰宅する日の朝に氷見の魚屋さんで朝一番に買ったふぐ。既にすべての処理がされているものを、開いて天日干しに。一尾はいつも通り酒と塩のみ。二尾は「魚汁(いしる)」と言われる能登半島のイワシで作った魚醤を塗った。魚汁を塗ると驚くほど身がふっくら・しっとりと柔らかくなる。これから干物は魚汁を使おう!