
子供たちが小さい頃は、髪飾りを良く作った。シュシュやヘアーバンド、編んだもの、リボンで作ったもの、皮のものなど、子どもたちが喜んだので良く作った。
最後に娘に作ったのは、長女が高校生の頃。もう4年くらい前だ。
子供の友達や自分の友人の子供へのちょっとしたプレゼントにも良く作った。日ごろの感謝の気持ちを込めることができ、「その子」に似合う色合いやデザインを考えながら作る時間が好きだった。小学生までは入園入学・卒園卒業の時につけるちょっと余所行きのものをプレゼントした。手作りの物を好まない人もいると思うが、幸いにしてみんな(良い人たちで)喜んでくれた。
最後にプレゼントしたのは2年前、親友の次女の小学校卒業式。去年は作っていない。そして今年は別の親友の第3子長女の小学校卒業式、声をかけてみた。
写真でもわかるように、別に「大したもの」ではない。だから、どう?と声をかけるのには勇気がいるのだが、それ以上に日ごろの友人に対する感謝の気持ちがあり、声をかけてみる。卒入学は色々と物入りだし、手続きもあるので、髪飾りまでには気が回らない時もあるようで?みんな結構喜んでくれる。(みんな、優しいのだと思う)
ふと、見渡してみたら、もうそんな「心はこもっているが、大したものではない髪飾り」をどう?と言える友人はいなくなっている。友人の子供たちはもうみんな中学生以上か、小学生だとしても男の子だ。
自分の子供から手が離れる日を指折り数えて生きてきたが、もうしてあげられることはほとんどないし、してはいけないと思っている。そしてその分を人様の子供に「感謝の気持ち」として形にしていたが、それももうじき終わる。
子供の成長とはそういうものだ。手をかけ続けてはいけない、手を放して行かなければならない。相談には乗るが、もう巣立った長女ともうすぐ巣立つ次女。 「嬉しいけれど淋しい、淋しいけれど嬉しい」これから何百回もそう思うのだろう。
