
下の娘が家族グループラインに空の写真と動画を送ってきた。私もベランダで洗濯物を取り込むときに同じ空を見ていて、雨が降りそうな雲がドーナッツ状になっていて真ん中にポッコリ青空があるのを、面白いなぁ~と眺めていた。どうやら似たような感性らしい。
この写真と動画に対して夫は「普通の雲だけど何か珍しいの?」と返してきた。
帰宅した娘は「本当にパパってロマンスがないよねっ!」と苦笑いの口調で言った。私はすかさず、「パパにそんなものを求める方がおかしい」と笑って娘を諭した。
長女からは「Cool」(かっこいい)と返信が来た。夫はこの「Cool」の意味が分かっているかどうかも怪しい。
それにしても、情緒のかけらもない人だ。。。
次女は保育園の頃から空が好きだった。当時ポケットサイズの季節ごとのミニ図鑑を持っていて、その冊子を首にかけて、空を観察して雲の名前を覚えていた。
また、南国では22階に住んでいたので、窓の向こうから真っ黒の雨雲と渦巻の雨が、まだ晴天のこちら側に向かってくるの光景を良く見た。“thunder storm”というものだ。それを見つけるとみんなで「窓閉めて!」と一斉に窓を閉めたものだ。雨が降る雲がハッキリと目視できるのがとても面白かった。
そういう、日常の何気ない変化が子供たちと私は好きなのだが、夫は。。。
興味の対象が違うから仕方がない。「機械音痴」にも書いたが、夫はPC周りのグッズ、オーディオ、家電とあらゆる機械が好きだ。私は使えればいい、という程度だ。
今さら夫に情緒教育をする気はサラサラないし、興味の対象が違うのはお互いに便利なことも多く、違う視点を持てて視野が広がることも多々ある。これはこれでいい。
高層ビルの谷間に浮かぶ、一畳ほどの空を見上げて、息苦しくなったことがある。電線すらない、どこまでも続く空を眺めながら、大丈夫だと思ったこともある。
同じ空なのに違う空。だからきっと面白いのだ。
