サイトアイコン coccocan

都会のオアシスと記憶力の低下?

その昔、本当に記憶力には自信があって、試験の暗記物ももちろん得意だったが、「エピソード記憶」にはとりわけ自信があった。とても。そんな私も「昔」と口にする程度にはしっかりと歳を重ねて、40代後半、折り返し地点を過ぎた。

浜松町に用事があって、せっかくだからと友人と浜離宮へ行った。一緒だった友達は「初めてだ」と言うので、「富士見山があるんだよ」とか「船乗り場があるんだよ」などと5年くらい前の記憶を元に話しながら、受付を通った。

庭園は美しかった。高層ビル・首都高・高層マンション・モノレール・ゆりかもめ・JR・学校とあらゆるものに囲まれているのに、そこだけポーンと都心とは思えない空間が広がっている。

しかしながら、最初に足を踏み入れたときから、記憶にある大きな松の木がない。十二分に広くて開放的なのだが、何かが違う。どう考えても船着き場がありそうな気配がない、、、

一通り見て回って、自分の記憶力の低下に愕然としながら、友人に謝った。違うところと間違えているみたい!!と。本当にがっかりだった。さすがに自分の記憶力がこんなに衰えているとは思っていなかったからだ。その時は、夫とデート?で銀座方面から築地市場へ歩いて行き、さらにその先に浜離宮があって酔ってみたのだ。某新聞紙が近くにあったはずだがないし、そもそも浜松町の駅には行っていない。駅がこんなに近かった記憶もない。

帰り際にマップを見たら、、、ここはそう「旧芝離宮恩賜庭園」なのである。そもそも「浜離宮」と思い込んでいること自体が大間違いである。全く別の場所だ。ということで、またテクテクと友人と「浜離宮恩賜庭園」へ向かった。

記憶通りの場所だった。富士見山も船着き場もあった。良かった。本気で自分の記憶を心配したが、きちんと大手門(夫と出入りした)には樹齢300年の松もきちんとあった。心底安堵した。

そもそも「思い込み」って怖いなと思った。なんとなく字面で「浜離宮」と思い込んでいた。何で「旧」が付くのだろう?と思ったのだが、本当は「旧」が付いていたのに、記憶違いか!くらいに思っていた。

まぁそんな失態とは別に、前日横浜で初雪が観測されたというのに、風もなく雲一つない快晴だった。紅葉も中々きれいで人も少なく、、、都会のオアシス、是非行ってみて欲しい。

モバイルバージョンを終了