こんにゃくを冷凍するとどうなる???
もう20年?くらい前の話だが、当時住んでいた町で、珍しく夫と外食をした。その時行ったお店は7-8年前になくなってしまったのだが、そこで食べたラタトゥイユがとても美味しかった。
何故そのラタトゥイユをいつまでも覚えているかと言うと、揚げたこんにゃくが入っていたからだ。「ラタトゥイユにこんにゃく?しかも揚げたの?」と驚いた。良く味が沁みて冷たくてとても美味しかったのだ。
家で揚げ物をあまりしないし、水分が多いこんにゃくを揚げるのは面倒だったし、正直、家庭料理として、わざわざ低カロリーのこんにゃくを揚げて高カロリーにするのもなぁーと思い、家でこんにゃく入りのラタトゥイユを再現させることはなかった。
今回、こんにゃくを揚げずに冷凍→解凍することによって脱水させ、さらにフライパンで乾煎りしてガーリックオイルで炒めてラタトゥイユの具にしてみた。
そのこんにゃくを野菜出汁や他の調味料で味を整えた野菜ジュースの中に入れて、冷凍した玉ねぎ・ズッキーニ・ナス・トマトを入れて一晩寝かせて味を沁み込ませた。
結論から言うと、何とも言えない食感だった。こんにゃく以外の味は完璧なのだが、冷凍したこんにゃくはちょっと苦味が出るし、嚙み切れないモツを食べているような食感。確かに味は沁み込んだが、私には心地悪い食感だった。
一緒にいた夫と長女は「食べられなくないよ。そこまで嫌ではないよ。」と言ってくれたのだが、二人がいなかったら、私はこんにゃくを「ごめんなさい」していただろう。好き嫌いもないし、食べ物を粗末にするなんて「したくないリスト」の上位にランキングするのだが、そのくらい私には気持ち悪い食感であった。
冷凍夏野菜と出汁はとても良かったので、いつか気が向いたらこんにゃくなしの「なんちゃってラタトゥイユ」を作ろうと思う。
料理を失敗することが、今まであまりなかったので、久しぶりの大失敗に笑ってしまった。割と頭で想像した味に仕上がることが多いのだが、衝撃的な失敗作だった。こんにゃく入りのラタトゥイユはもう幻の味となってしまった。
