
18歳で一人暮らしを始めてから、「何か」あるとよく「掃除」をする。
鍋を磨いたり、コンロや冷蔵庫をキレイにしたり、シンクをピカピカにしたりする。黙々と作業していくうちに「無心」になれる。「無心」になると、悶々と頭に浮かんできて、自分を支配していた「何か」が頭から消える。ピカピカに整頓した状態を目の前にすると、自分の心や頭の中の状態を表しているようで、妙にスッキリ・さっぱりとする。
エンドレスな仕事の忙しさに、「これではいけない」と一区切りをつけ、いろんな煩わしさから自分を解放するために、今回の年末年始は例年以上に、あらゆるところの「掃除」をした。
年末は、気分転換のつもりで、1年半以上行っていなかった夫と次女、それぞれの家に行ったのだが、想像を上回る状態に絶句(絶望)し、ぐったり。これもある種の「気分転換」なのだろうか。長女が寮暮らしなのが、せめてもの救いだった。(本当にそうか?長女の家は大丈夫か??と、疑問は残るが。)
人の家を掃除すると、自分の家の細かいところは大丈夫なのかと気になる。気になるから点検してみると、(当然)大丈夫なのだが、もっと整理整頓できるはずだと、引き出しから全部ものを出して整えたくなる。「人の振り見て我が振り直せ」の心理なのだろう。
我が家は引っ越し回数が多く、家具は必要以上に増やさない上に、子供たちが一人暮らしを始めたときに、それぞれの荷物を持って行っているので、3LDKにしてはモノがかなり少ない。普段からモノは増やさないし、貯めないように心掛けているはずなのだが、自覚していない不要なものが結構出てくる。「捨てるのが趣味」と家族に言われるくらいなのに、「暫定」にしておいて捨てていないものは意外とある。やはり、定期的に見直して処分することは大切だと改めて認識する。
自分が思っていた以上に、疲れが溜まっていたらしく、思い出したくもないことばかりが頭に浮かんで苦しかったのだが、この「掃除」という作業と「時間」という薬が効いたのだろう、毒は抜け切った。
掃除は、お金もかからないし、モノが減ると日常の作業効率が上がるので時間の節約にもなる。そして何よりもデトックス効果があり、リフレッシュできる。去年は色々とあったが、頭も心も部屋もスッキリ。なかなか良い一年のスタートである。
