
緑道に散歩へ行こう!と、こんなご時世にならなかったら思わなかったかもしれない。桜の時期に有名な緑道で、いろんなウォーキングコースがあるので全長は長くてわからないのだが、用水路をずっと散歩できるようになっている。遊歩道沿いの桜は垂れてトンネルになっており、ここが桜の名所だとは、友人が教えてくれて知ってはいたが引っ越してきてから始めて来た。
桜は終わってしまったが、自然を求めて、電車でほんの少しの場所にあるこの緑道に。降りた駅から少し歩くと一気に田舎の風景になる。
その日は雹が降って、あらゆるところで雨宿りしながら歩いたのだが、雨が降ったことで、草花に艶が出て、素敵なお宅のバラも雨に濡れて美しかった。写真でわかると思うが、こんなに見事なバラのお宅は初めてだ。私の下手な写真では正確に伝えられないのが残念だ。
緑道を歩いて行くとどこか神々しい雰囲気の林が出てきて、その先の高台の上にどうやら神社があるらしい。雹が降ったあと、雨が降ったりやんだりの天気だったのに、次から次へと参拝客が訪れている。私たちも雨宿りとお弁当を兼ねてその神社に。決して大きくない神社なのだが、太い木々が空に向かって真っすぐに立っている。雨の合間の木漏れ日が差し、新緑がとてもまぶしい。写真が上手くないのだが、ここは何かが棲んでいる気配がする。
毎年ここの桜を見に来ているという、この場所を紹介してくれた友人に後から聞いた話だが、ここは見える人には神聖な”あるもの”が見えるらしい。残念ながら私たちには見えなかったのだが、気配は十二分に感じた。日本人は自然を崇めているんだなぁ、と改めて思う。
自宅から最寄り駅までの徒歩を含めた15㎞の中で、この神社まではまだ4㎞のところだが、全部は書ききれないので、あとは写真で。
人もまばらで、マイナスイオンたっぷりのきれいな空気を身体いっぱいに吸いこみ、とても良いウォーキングだった。来年は必ず桜の時期に行く。そう、友人にも宣言した。普段とは違う楽しみを見つけた2021GWだった。

