サイトアイコン coccocan

紫陽花の当たり前

紫陽花の種類や色は、私が子供のころと比べて比較にならないほど増えた、と思う。紫陽花と言えば、公園、歩道、庭先に植えてあるものであって、定かではないが花屋さんで売り始めてから10年も経っていないのではないか。それほど色も品種も多種多様である。

その多種多様な紫陽花の中でも数週間前に他のブロガーさんが紹介してくださった、縦に咲いていく「カシワバアジサイ」がどうしても見たくなった。ランニングの度にキョロキョロし、出来るだけ違う道を通り、人様の庭先もチラチラと拝見した。当然、近所の紫陽花の名所と言われるところも行ったし、目ぼしい神社・お寺・公園も行った。でもない。ないのだ。

そして私は遅まきながら気付いたのだ。「名所」と言われる神社・お寺・公園ほどないに決まっている。そういうところほど、オーソドックスな私が子供の頃から知っている紫陽花が主流なのだ。紫陽花は一度植えたら、花が咲いた後に剪定すれば、毎年花を咲かせる。何らかの事情により土のPH値が変われば、色に変化はあったとしても、咲く花の種類が変わることはない。(と思う)

思い返してみれば、おぉ珍しい!!と思った紫陽花は(人様の家の)鉢植えの紫陽花や、歩道の紫陽花だ。(歩道の植物は時々植え替えられているようだ)

王子の飛鳥山公園や鎌倉のあじさい寺と呼ばれている明月院にでも行こうかと思ったのだが、おそらく「カシワバアジサイ」には出会えないだろう。

ちょっと調べたら、あじさい寺の紫陽花は「明月院ブルー」と言われているらしく、小学校の時に習った「The 酸性」の「青」色だ。種類も誰もが知っている「あの」紫陽花だ。これはこれで圧巻で、一種類一色が大切に育てられている。美しい。

今年「カシワバアジサイ」を見ることは出来ないかもしれないが、いつも以上にキョロキョロして、今まで知らなかった紫陽花や他の花にもいっぱい出会えた。そして遅まきながら、当たり前である紫陽花の法則にも気付けたw 紫陽花は一刻一刻と表情が変わり、想像を裏切るのも面白い。

人様からもらう刺激で日常がこんなにも楽しくなる。植物はこちらから会いに行けば待っていてくれる。遠出はできないが、例年とは違う気付きがちょっと嬉しい「紫陽花」の季節である。

モバイルバージョンを終了