サイトアイコン coccocan

特別な時間

2022年度も今日でおしまい。明日からは2023年度。2022年2月~2023年3月までの14カ月は特別だった気がする。子供を授かったとき、生まれたとき、数回の海外への引越しと海外生活など、色んな特別があったのだが、この14カ月は最後の?長女との密な時間だったように思う。

大学1年で一人暮らしを始め、家を出て行った。まだ文字も読めるか読めないかの時から、「魔女の宅急便」の読み聞かせをし、繰り返し「○○(長女)もcocco(次女)も13歳になったら、キキみたいに独り立ちしないといけないんだよ」「洗濯も掃除も料理も、何でも自分で出来ないといけないんだよ」と育て、予定通り18歳で家を出た。

それから、困ったら連絡してくるだろうと、放置していた。長女とは違う大学の近くで一人暮らしをしている次女も放置だ。困ったときだけ連絡してくる。心配しても仕方がない。

その最大限?に困った時が、去年の2月就活のエントリーの頃だったらしい。その添削・助言要員として次女と私が駆り出されたのと、まともなご飯が食べたくなったのもある。昨年2月3月あたりは、自宅と実家をマメに往復していた。

就活が上手く行ったらまたパッタリと来なくなった。9月にネパールに行くことを決めたら、ネパールの山岳地帯へ行くためのグッズを実家に借りにきて、台風と重なり、そのまま数日ご飯をたらふく食べる生活をした。

そして、ネパールから帰国した10月の半ばに、実家にグッズを戻しに来て、11月12月は学生スポーツ観戦へ一緒に行き、関西旅行もした。考えてみれば、長女と初めての二人旅だった。最初で最後になるのか???

年末年始を過ごして、2月3月の卒業旅行に備えて、1月末に家を引き払い、荷物を実家へ持ってきて引越し。そして、出たり入ったり生活を約2カ月。卒業式前に引越しをして、ネイルや髪飾りを作って卒業式へ。

思い返せば、高校受験以来の密な時間だった気がする。一緒に企業研究したり、言葉選びしたり、インタビューしたり。この時は、海外生活・中高生活で私が知らなかった色んな苦労や努力を知れた良い機会だった。

そして、今年の2月3月はほとんど家にいなかったが、たまに一緒に食事をとりながら、22歳の娘と旅の話や昔話、就職後の話など沢山話した。そして、私に対する不満を聞くことも出来た。

小さい頃から言えなかった私に対する不満。22年かかって、ようやく言えるようになったようだ。「ごめんね」と私は娘に言った。娘が謝罪を受け入れてくれたかどうかは、わからない。反省ばかりの子育てだ。でも、きちんと知れて良かった。次女ともこういう時間を持ちたい。

寮に入って約1週間後、仕事が始まってからの服装や必需品に関する再確認の電話があった。雑談しながら、35分ほど話した。「新入社員として、人に良い印象を与える必要はないが、マイナスになる要素は排除すべきだ。」とアドバイスした。

社会人になるというのは、本人はもちろん親にとっても今までにない大きな節目。

絶対に本人に直接は言わないけれども、「困ったらいつでも帰っていらっしゃい。あなたが甘える子ではないことを私が一番よく知っている。簡単に人を頼らないことも分かっている。人を頼るのは恥ずかしいことではない。」そう心の中で、応援し続ける。親が出来るのはもうそれだけ。

モバイルバージョンを終了