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遅咲き

pulverized powders and assorted colored lispticks

Photo by Dan Cristian Pădureț on Pexels.com

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大学からの友達Yの娘Rちゃんが、今月高校を卒業する。高校卒業・大学入学祝いに何かプレゼントをしたい。

今は高校生が学校に化粧をして登校する時代だが、話に聞くRちゃんは純朴で、年賀状の写真を見ても、日ごろから頻繁に化粧をしていくタイプではなさそうだ。しかしながら、これから大学生になる18歳の女子なので、恐らく興味はあるだろう。

私が大学生の頃は、USDが80円を切ったこともある円高の時期があり、一生懸命バイトをして、海外旅行をしまくり、高級ブランドの口紅を買っていた。その後、就職してからも海外出張が多く、免税店でCHANEL, Dior, Yves Saint Laurent, Lancomeなどのメイクアップ商品を買い、基礎化粧品はCLINIQUEを使っていた。

私の18歳から20代頃の、割と安い化粧品、今でいう「プチプラコスメ」はRevlon, Maybellineだった。そう、お手ごろな「韓国コスメ」は全くない時代。

お祝いなので、ハイブランドのデパコスにしようかとも思ったのだが、うちにはせっかく娘が二人もいるし、化粧に時間をかける次女coccoもいるので、Rちゃんがバイト代で手軽に買えるおススメ「プチプラ」の口紅はないかと、子供たちに聞いてみた。

さすがcocco先生、おススメのブランドをいくつかピックアップし、そのブランドおススメポイントと、肌の色や季節などでどういう色を選べばいいか、チャートを添付して教えてくれた。そして、私が選んだものを「どうかな?」と聞くと、今度は長女から使いやすさについてアドバイスがあった。

せっかく基準を教えてもらったので、私も、coccoと長女からのアドバイスを元に、ネットで色んな韓国コスメについて調べてみた。理解してくるとふむふむ、と思える。

そして、実際に買いに行ってみると、あまりにも種類が多く、むやみやたらと売り場に行っても絶対に選べなかった。娘二人のアドバイスがあったので、買うブランドも品番の候補も決めており、一応サンプルがあったもの色は全て確かめて、Rちゃんに似合いそうな娘たちおススメの口紅を購入し、ロクシタンのハンドクリームを添えてプレゼントすることにした。

後日、coccoと都内デートをし、一緒にプチプラコスメ巡り、ハイブランドコスメ巡りをした。50年もの間さほど興味がなかったのだが、娘に教えてもらいながら色々と試してみたら結構面白い。口紅の色で印象は変わるし、ベースメイクで顔色が変わる。肌のトーンが異なるcoccoと私が同じ色のベースメイクを塗ると、coccoは肌が明るくなるのだが、私は顔色が悪くなる。なるほど、こんなに違うのか。

おぉーーー、面白い!と思って色々と試していたら、娘が欲しいというままにアレコレ買わされた。(母は財布だからな。。。)

そして自分に合うコスメの基準が分かったら、急に興味が湧いてきて、ドラッグストアでベースメイクを試したり、口紅の色をアレコレ見たりと、美意識が芽生えて来た。が、やはりアレコレ顔に塗るのは苦手。今後メイクアップに目覚めるかどうかは疑問だが、少しだけコスメを楽しむ人の高揚感が分かり、楽しいと思うようになった。料理に共通することも沢山ある。

何事も試してみると奥が深い。娘に「遅咲きだね」と言われたが、人生残り50年もあると思うと、全然遅くない。新しいことを知って行って、自分が変わって行くのもまた面白いかもしれない。

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