いつになったらIT化?デジタル化?(前編)
家の権利証の住所変更に名義人の「戸籍の附票」が必要となった。「戸籍の附票」はあまり聞きなれないかもしれないが、新しく戸籍を作った(本籍を定めた)後の、その戸籍に入っている人たちの住民票の変移を記したものだ。戸籍簿とセットで本籍地にて管理している。
私が初めて「戸籍の附票」を必要としたのは、海外から帰国した際に、国内に住民票がないので、転入するためには国内の「転出届」の代わりに、パスポート(ビザと出国履歴)と「戸籍の附票」を提出し、海外に在住していたことを証明し、転入手続きを行う。
A国から帰国したとき、マンションのあるX市に転入したのだが、本籍はY市にあり、その戸籍の附票を取り寄せるのに時間がかかった。転入手続きが出来ないと、転校手続きも出来ないし、児童手当とかこども医療費助成制度の申請やら、とにかく何も進まない。住所がないと携帯電話も契約できない。
海外から帰国するとホテル住まいをしながら、転居や学校の手続き以外に、下記のように新居を整えなければならない。
- 自分たちと一緒に飛行機に乗せて来た60㎏ほど手荷物の整理-ア
- 住む場所の清掃・水・電気・ガスなどの手続き(立ち合い)
- 携帯電話の契約
- トランクルームの預け荷物の搬入・整理-イ
- 約1週間後に航空便の搬入・整理-ウ
- 2-3か月後に船便の搬入・整理-エ
さらに、子供がいると、学校の手続き、教科書、必要な学習用品および制服・体操服などの購入、学校への挨拶などすべきことは山ほどあるのに、先ほども言ったように「戸籍の附票」がないと手続きが進まないのだ。
そう言った経験から、B国へ行くときには本籍地をY市からX市に移した。住民票と本籍地が一緒であれば、戸籍の附票をわざわざ取り寄せる必要はなく、役所内部の端末で確認するだけなので、余計な費用も時間もかからない。B国から帰国する時はそう言った煩雑な作業を避けるために本籍を移したのだ。
上の表を見てもらうと分かる通り、引っ越し荷物は一気にやってこない。ア~ウ計4回に分けて五月雨式に来る上に、子供たちの新しい学校関係や生活必需品を揃えていく。当然海外に行くときも同じ作業をする。我が家の場合、行くときは夫が先に現地入りし、帰国後の夫は単身赴任なので、この出発作業も帰国作業もすべて私が一人で行う。よって、「転入届」というスタートくらいスムーズに行いたいものだ。というわけで、本籍をY市からX市へ移した。便利性を求めて本籍地を移したら、まさかのことに。
