めでたいでんしゃ 和歌山市加太~Dec.2022~

1年前の長女との関西旅。和歌山へ行こうという話になり、私は高野山へ行きたかったのだが、娘の強い希望で友ヶ島へ行くことにした。

滞在している大阪から南海本線で和歌山市駅へ。そこで「加太さかな線」に乗り換える。相変わらず何も調べずに行ったので、この可愛い電車にびっくり。

トップは帰りに乗った電車なのだが、行きは水色の「かい」くん。どうやら新顔で、2022年の時点で「5th Anniversary」だったらしい。

人も少なかったので、車内をウロウロと写真を撮りまくり。細かいところまで、海の世界。こんな部屋で暮らしたい。写真は撮っていないが、床やドアにまで凝ったデザインが!!

途中ですれ違ったのは、黒の車両。これは「かしら」で、音楽がテーマのようだ。

帰りにすれ違った電車の中を覗いたら、金ぴかの車内。恐らく車両は黒の「かしら」だ。

加太駅↓ 恋愛成就とか、そんなメルヘンな年齢ではないのだが、この電車に乗ったら、願いが叶いそうな気がする。

帰りの電車はトップ画、ピンクの「さち」だ。加太を代表する「鯛」がテーマ。乗っているだけで幸せな気分、おめでたい気持ちになる車両。

赤の車両の「なな」と合わせて4種類の列車があるようだ。どれもこれも遊び心満載で、これを乗るだけでもかなり楽しい。今回乗れなかった、かしらとななにも乗車してみたい!

そして驚いたのは、和歌山市オリジナル、鯛の模様の「婚姻届」があるそうだ。全国の役場に提出できる「届出用」と、写真の「記念用」とがあるらしい。

調べたら、この婚姻届けは和歌山市のホームページからダウンロードができる。ものすごく可愛いデザインで、「届出用」と「記念用」はデザインが異なる。

自分が結婚した20代の時に、このデザインを使ったかと聞かれると、多分NOだ。そんな可愛らしい・メルヘンな時代は残念ながら皆無だ。しかしながら、こういうのは若い勢いが必要なので、興味がある方は是非ダウンロードして欲しい。間違いなく、幸せな気持ちになれるだろう。そして、せっかくだから「記念用」もダウンロードして20年後の結婚記念日に、夫婦で大笑いしながらその用紙を眺め、この加太さかな線の旅をするのもいいかも。

(婚姻届は、当人たちの住民票や戸籍の所在地に関係なく、全国どこの役場でも提出できる。日本人同士の結婚ならば、海外に住んでいても、必要書類を添付して大使館や領事館に提出すればよい。)

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8件のコメント

  1. わ~凄い!加太まで足を延ばされたんですね。この様な楽しい車両が走っているのを関西に住みながら知りませんでした(^^)/
    婚姻届けも楽しいデザインで和歌山市の素敵なアイディアに拍手喝采です(*^-^*)

    1. 地方の電車は好きなのですが、このめでたいでんしゃはテンションが上がりました。
      ホンモノの?鉄道ファン的にはどうなのか分かりませんが、もう少し観光客が増えたら良いのでしょうが、観光スポットは砲台跡くらいなんですよね。。。

  2. こんな電車があるんですね。すごく素敵なのに結構空いてます?経営大丈夫?とか、宣伝力が足りないんじゃない?とか思ってしまいました。大阪からも近いので海外からの観光客も呼び込めそうですよね。駅弁は西洋にはない文化ですし。

    1. 空いていますね。かなり。経営心配になりますよね。こんなに素敵なのに。本数がものすごく少ないから大丈夫なのかもしれませんが。

      また詳しく書きますが、加太自体、コンビニもないんです。砲台跡に興味がないと、PR材料があまりないように思います。
      絶景ではあります!!

      1. そうなんですね。これまたせっかくの電車が…ですね。ここでしか食べられない、みたいな美味しい食べ物屋さんが一軒あるだけでもだいぶ違うかもしれません。

      2. コンビニもないし、食べる所もなくて、何か持って行かないといけないところです。(車の範囲だったら購入できたり、飲食店があるのかもしれませんが)
        軽食で良いので、何か買える場所がないと厳しいと思いました。(我が家はいつも、お弁当・お茶・おやつを持参しているので良いのですが)
        電車の「気合」と住民の意識とのギャップを感じました。

  3. こんにちは(^^)
    テレビの鉄道番組でこれらの車両を見た事があります。地方の鉄道には旅客数獲得の為に目を惹く車両が多い様に感じてます。こんな車両に乗れたらワクワク気分になれて良いですよ(^-^)
    東急世田谷線にも幸福の招き猫電車があって初めてこの路線を利用した時に乗る事が出来てラッキーでした(^▽^)/

    1. 鉄道番組で取り上げられるということは、鉄道ファンにも需要があるということですね!!
      本数が少ないので、1日で4つの車両に乗るのは難しいのですが(それ目的ならできなくもないです)、どれもこれも凝っていて、夢のある空間でした。
      世田谷線に招き猫の電車があるのですね!!
      都内ならすぐ行けるので、計画してみます☆

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