鹿児島県:薩摩ガラス工芸
旧島津家吉野殖林所スターバックスの隣には、島津薩摩切子が売られているお店があり、その裏手にはガラス工房があり、見学することが出来るようになっている。5月に入ったばかりの朝なので、まださほど暑くはなく海風が気持ちいい日だったが、真夏は大変な仕事である。
↓色んな材料や道具を使って、多くの行程を経て一つの作品が出来上がる。模様も色々とあって面白い。
薩摩切子の特徴は透明ガラスの表面に色ガラスを溶着させることで、その中でも紅色が称賛されているのだとか。
薩摩紅って、さつまいもだよなぁーと思ったのは私だけだろうか。
江戸で生まれた江戸切子が薩摩へ行き、薩摩で開発された色被せガラス技法が薩摩切子となり、この技法が江戸に伝わった。江戸から薩摩960㎞。すごいことである。
ものすごくきれいなのだが、よほどのことがないと手が出ないモノばかり。見ているとその美しさにうっとりと吸い込まれそうになり、そのうち10万円だったら安く感じてくる。怖い怖い。何かの記念に誰かから頂戴すれば、絶賛Welcomeだけれども、自分のために買うにはもう少し理由付けがないと買えないなぁー。と思って、迷いに迷って買わずに帰ってきた。
手作りグラスと言えば、私が使っているロックグラスは、大学時代に長野のどこかのガラス工房で買った一点もの。当時、高いなぁーと思ったのだが、手にしっくりとくる質感やデザインとフォルムに一目惚れし、思い切って購入した。(30数年大事に使っている)
そのグラスは、私はもちろんのこと、帰省したときに娘たちが梅酒用グラスとして使っている。高級な器を集めて飾るような立派な家ではないし、経済力があるわけでもない。器は良いモノでも普段使いができないと困ってしまうので、薩摩切子は私にはまだ早い。が、目の保養にはとてもいい場所なので、是非とも足を運んでほしい。薩摩切子を普段使いする日を目標に。
