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2022年 最後の花見 桜並木と菜ばな(前編)

2022年 最後の花見 桜並木と菜ばな(前編)

去年のGWに行った緑道は、友人おススメの桜の名所。驚くほどの数の桜の木が植えられていた。桜の季節にはまだ1度も行っていない。来年はどこに住んでいるか分からないので、今年は絶対に!と思っていた。

「絶対に」と強く思っていたのだが、桜が満開を迎えてから、変な天気が続いていた。12月くらいの気温で寒いし雨も降る。寒いとその分だけ桜は長持ちするのだろうが、花見に行く気持ちは萎む。

サッカーの帰りにそのまま花見に行こうかと思ったが、荷物がやたら重いのと、親指をケガしてしまって、無理できる状態ではない。足の状態を見て次の日以降に行こうと思ったら、2日も雨が続いた。

雨は上がったが、微妙な曇り空。次の日は晴れそうだが、これ以上待つと散ってしまう。早目に稼働して午前中に仕事をガッツリと終わらせて、お弁当を持って緑道へお花見に。自宅最寄駅から電車に乗って、そこから水路沿いに出ると、立派な桜の大木がずっと続いている。

電車の中からも、その一帯だけが桜色でとてもきれいなのだが、歩いてみると圧巻だ。10数km、もしかしたら20㎞以上なのか、歩くコースにもよるが、とにかく途切れることなく桜並木が続いている。

途中、ベンチがあるところで、お昼ご飯を。野菜たっぷりのスープと炒飯。花びらがチラチラと舞い、小鳥のさえずりが聞こえる。長閑である。

ランチ休憩の後も、ひたすら桜の下、むせかえるほどの菜の花の香りが漂う遊歩道を歩いた。歩いていると、「本日特売日」の赤い旗が。この旗に弱くない人がいたら知りたい。野菜を直売している。

フラフラと近寄ってみると、既視感がある野菜がブロッコリーのそばにある。先日の「ちんげん菜ばな」に似た野菜が。しかも2種類。女性が近づいてきて、「こっちが、小松菜の菜ばなで、あっちが白菜の菜ばな」と教えてくれた。「菜ばな???」

後半に続く

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