いつになったらIT化?デジタル化?(後編)
前編からの続き
戸籍関係の書類は、パスポートの申請にも使うので、住民票と同じ場所にないと、いちいち「郵政申請」をしなければならず、お金も時間もかかる。なので、利便性を考えて、引越しと共に本籍地を変えることにした。現在の居住地でパスポート申請も行ったので、やはりこれは良かった!と思った。
そして今回は不動産の手続きで権利証の住所変更が必要となり、しばらくご無沙汰だったこの「戸籍の附票」を取得することに。おそらく本籍地をコロコロと変える人の方が珍しいのだと思うのだが、我が家の本籍地は現在までで計3か所:
■結婚-200X年頃まで:Y市
■200X年-201X年まで:X市
■201X年―現在まで:現在の私の居住地Z市
その不動産はY市に本籍があったころに購入したX市のマンションだ。夫がそのマンションに住民票があったのは、今から20年以上前の2年間だけ。2度の海外を跨ぐ10回以上引越しをしていて、現在のT市に住んでいる。現在T市に住んでいる名義人である夫が、X市に住んでいたことを証明するために「戸籍の附票」が必要なのだ。
現在の本籍地は、私の住んでいるZ市。Z市で夫の戸籍の附票を取ったらびっくり。夫の今の居住地T市の住所しか記載されていない。どういうこと???と思って調べたら、201X年にZ市に本籍を移した段階での住民票所在地からしか記録されないらしい。
「戸籍の附票の意味ないじゃん・・・」
よって、X市とY市の戸籍の附票も申請しなければならない。えっ???このIT・デジタル化時代、本籍を移すときに、その「戸籍の附票情報」も一緒に移せば良くないか?附票の意味・意義ってそこにあるのに、意味をなしていない。
冒頭に戻って、「戸籍の附票とは:新しく戸籍を作った(本籍を定めた)後の、その戸籍に入っている人たちの住民票の変移を記したものである。戸籍簿とセットで本籍地にて管理している。」はずなのに、管理していない。本籍地を移動させただけであって、新しく戸籍を作ったわけではない。
1995年にWindows95が日本にもやってきてからもうすぐ30年になるというのに。こんなにマイナンバーカードを何年もかけてわちゃわちゃやっているのに、こんな単純なデータですら紐づいていない。そもそも、本籍地の移動に住民票の変移データを紐づけられないし、マイナンバーカードの役割は何???とまぁ言いたいことは沢山ある。
今回、この「戸籍の附票」を調べるのに、少なくとも3つの自治体のホームページを閲覧したのだが、基本的にどこの自治体も昔よりは良くなったが、わかりづらい。問い合わせも、このご時世なのにオンラインでの問い合わせ先すらない自治体もあっる。戸籍係への直通電話番号を探すのにも一苦労。
いつになったら、デジタル化・IT化するのだろうか。一生懸命取り組んでくれているのだろうが、機能している気配があまり感じられずにいるのは私だけだろうか。とは言っても、何も変わらない。一先ず戸籍の附票を申請せねば。
