中東オマーンへ ~Jabel Shams, Balcony Hiking(岩山のハイキング)3日目~
山で迎えた3日目の朝、涼しいというより肌寒く、早朝はしっかりとヒートテックに冬用のジャージを着てちょうどよい。朝焼けがうっとりするほど美しい。
ブランチ用のスープパスタも出来上がり、部屋で最後の荷造りをしていると、外から娘の悲鳴が‼ ただならぬ声だったの外へ出てみると。。。ヤギがいっぱい。
娘が宿の外に出て朝焼けを撮影した後、出入り口を閉め忘れ、ヤギがわんさか入ってきて、草をハムハム。優しい山羊使いの女性が外に出してくれたが、いなかったらどうしていたのだろうか。。
気を取り直して、ハイキングのスタート地点まで約5㎞の運転。キャンピングカーで寝泊まりをしている人もいる。星がきれいなんだろうなぁ。
せっかく国外免許を取得した娘。走行車もほとんどない、山頂の見晴らしの良い一本道で1‐2㎞の運転。
ガタガタ道を通りながら、W6と呼ばれる、ハイキングのスタート地点まで車で行き、そこから片道約5㎞くらいを歩く。
道はあるようなないような感じで、旗のようなマークと白い〇を頼りに歩いていく。砂利と砂の道だし、すぐそこは崖なので、高所恐怖症の人は難しいかもしれない。ただその分だけ、景色は抜群。木が育たない山って、こんなにも見晴らしが良いのか。
ヤギはどこでも行き来が自由でたくましい。途中に何故か4WDの残骸がある。チャイルドシートもあって、どういうことだ?どうやってここまで来てどうしてこうなったのか。なぞだ。(スライドショー↓ )
スライドショー↓ 日が照って来たので途中でアウターを脱いだ
崖の側面にあるくぼみのところには、かつて集落があった痕跡が。(スライドショー↓)
目的地がいまいちわからず、1時間ほどウロウロとしてしまい、時間も体力も消耗。これ以上登っていくのは厳しい、と判断したところで、仕方がないので折り返そうかと思ったとき、湿っている個所を見つけて行ってみると。。。ここが目的地。(スライドショー↓)
GXXmapで調べてみても、この場所はアラビア語の表記のみで、英語では表記されていない。写真を見てわかると思うのだが、Falaj Daris(用水路)で水を見かけた以外、全く水がない国。そして突如現われたこのオアシス。水は透明でとてもきれい。
迷ったこともあり、かなりタイムロスをしたので帰りは急ぐことにした。とはいえ、持ってきたスープパスタはまだ食べておらず、おなかはペコペコ。スープパスタはもっと先のベンチで食べることにし、リュックに入れておいたハイチュウが当面の栄養源。飴とかクッキーとか、そういう非常食はかなり大事。
駐車場まで1.5㎞ー2.0㎞のところにある眺めのいいベンチでやっと食事を。こういうところで食べるとおいしい。
ベンチに先に座っていたフランス人ご夫妻に話を聞くと、フランスではオマーンは人気の観光地で、パリから直行便があるという。フライトは7‐8時間だそうだ。ウミガメが見える海リゾートを勧められたのだが、残念だが海は見るだけの予定。6日間の滞在では行きたいところは網羅できない。もうあと5日間くらいほしい。
スニーカーで大丈夫だという数少ない事前情報と、バックパックで行ったこともあり、私たちはスニーカーで往復10㎞以上歩いた。しかしながら、砂利と砂と棘のある低木があり、地味にキツイ昇り降りもあることから、荷物に余裕があるのならば、登山シューズかサッカーのトレーニングシューズなどしっかりとした履物がおススメである。
この砂利と砂と棘がいっぱいある山肌を、悠々と歩き回るヤギはすごい。一番歩きやすいハイキングコースでも疲れるのに、ホント尊敬する。
砂まみれのズボンを、水拭きして、急こう配なガタガタ岩山を下山し、マスカット市内まで250㎞の運転だ。もっと長く滞在できるのならば、ここでもう一泊したい。すぐさま、この砂まみれのズボンを着替えたい。内陸部とはお別れ。
