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可能性は無限

可能性は無限

久しぶりの海外で、初めての中東。景色も気候も服装も文化も宗教も、何もかも違う国へ行き、見たことのない建築物と沢山の自然に出会えた。中東で過ごした7日間は、未知なる宝を探し回るような旅だった。

中身は全く想像がつかない。開いたらそこには危険があるかもしれない、面白いかもしれない、進んでみなければ正体不明なことばかり。体力の許す限り、ドンドンと進んでいき、開けてみるとそこには・・・自分の期待の遥か上を行くWOWが待っていた。

半世紀を過ぎ、人生の折り返し地点。次女もあと1年で社会人。色んなことに対して「やり切った感」があり、もう昔のような「ガツガツ」「バリバリ」とした自分は薄れていた。

オマーンへ行く前は、200%の気持ちで走っていた今までの自分を振り返り、正直とても疲れていた。もうあの温度や速度で走ることはできない、と思っていた。人生で初めて「ゆっくりしたい」と心底願っていた。今まで感じたことのない疲れ。頑張れない自分に失望していた。

渡航前は長時間のフライトはちょっぴり憂鬱で、長時間・長距離運転は大丈夫かと不安だった。しかしながら、帰りの飛行機に乗るころには心身ともにぐったりと疲れ果てていたのだが、いろんな冒険にチャレンジし、試行錯誤、四苦八苦しながらも、得たものの大きさに感動し、言いようのない達成感に包まれ、満足感でいっぱいだった。

帰国してからも、その興奮は全く冷めず、ずっとワクワクドキドキしていて、自分の中からパワーが沸き上がってくるのを感じた。

「まだまだ何でもできる」「もっともっと色んなところへ行ける」「どんどん知識を増やしていける」またそう思えるようになれた。世界は知らないことで溢れている。手を伸ばせばいくらだって挑戦できるし、成長できる。

全く昔と同じ!とは行かないけれども、また自分にワクワクできるようになった。

初めての土地で、想像もしていなかった「達成感」を味わったおかげで、少なくともあと20年くらいは、山登りもスイミングもできる体力をできるだけ維持したい、と強く願わずにいられない。

色んなタイプの人がいると思うが、どうやら私は穏やかな日常よりも、未知なるものをドンドンと開けて、四苦八苦、試行錯誤していく方が元気になれるようだ。とは言え、実際の生活が何か劇的に変わったわけではない。ただ、「可能性は無限にある」という心持で、また自分を信じられるようになったのが良いのだろう。

いつの間にか、世話する相手ではなく、旅のパートナーとして、リーダーとして立派になった娘。一緒に旅してくれて本当に感謝だ。2年前に言い出したのは私だが、プランニングして、ほとんどの予約をしたのは娘。彼女の成長も、私の糧になる。きちんと娘の体力についていけるようにしなければ。

次は夏にモンゴル旅行が待っている。行ったことのない、経験したことない、新しいものにまた出会えるはず。可能性は無限にあるのだから。

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