姉ばかりではなく、親とも決定的な絶縁になったのは、長女の高校の卒業式で着る袴の相談をしたときだ。ちょうど5年前。娘が私の大学卒業時の袴の写真を見て、「この着物が良い」というので、貸してほしいと母に連絡した。
#受験
嫌われる 2
中学3年2月、姉の日記を見てしまった。私立高校が受かって、公立高校受験の前だった。姉の日記にはこう書かれてあった。
大学受験~肯定~
2月の終わり、この時期になると自分の大学受験を思い出す。2月下旬に第一志望のテストがあって、その1週間後くらいが確か発表だった。合格が分かったときのあの解放感。滑り止めは合格していたが、第一志望がダメだったら、親に頭を下げて浪人して、国立を受験しようとこの頃は思っていた。
闘う相手
人は多かれ少なかれ、他人との比較の中で自分を評価したり、力の入れ方を考えたりするものだと思う。少なくとも私はそうだ。
方向音痴じゃないのに(後編)
長女の方向音痴はひどかった。どんなに余裕をもっていかせても、模試や特別授業に遅刻したこと数回。受験本番で何が起こるかわからないから「予行練習」として迷子を経験した成果は?!