古今東西 謎の校則

crop attentive ethnic teenager in uniform with painted stone outdoors
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制服のスカート、セーラー服、靴下の丈、靴下・靴・ヘアーゴムの色などを校則で定めている学校は多いと思う。

スカートやセーラーの丈は、あまりにも短く肌の露出を多くしないことが目的なのだろう(痴漢被害や性犯罪に巻き込まれないため:加害者が悪いに決まっているが、リスクヘッジも必要という観点)、しかしながら私たちの時代、スカートが短いのも長いのも小うるさく言われた。セーラーの中のタンクトップは白を義務付けられ、水色など着ていると先生にめくられたこともあった。(もちろんそんなことで、校則を守るわけがないのだが)

長女の中学校では、女子は耳より上で一つ結びをすること(ポニーテール)やお団子が禁止されていた。バレー部は真夏でも膝下まである分厚いバレーソックスを履くことを命じられていた(顧問に)。多分「部活独自ルール」はたくさん存在していただろう。野球部の坊主のように。

次女の高校は休日の部活は運動部なのに制服で行かなければならない(着替える場所がないところでの活動の時はジャージ登校可能)。また冬に黒タイツ着用は禁止されている、何故?

私たちは「ブルマ」世代で、中学の時はブルマに体操服を入れるように命じられていた。ものすごく嫌だったのを覚えている。今の子供たちはブルマがなくなって本当に良かった。

靴下の色が白だろうが、黒だろうが、くるぶし丈だろうが、ハイソックスだろうがいいではないか。夏の暑い日に髪の毛をまとめてお団子にして何故ダメなのか。真夏に分厚いハイソックスを何故履かせるのか。理解不能だ。

全国的に「おかしい校則」を調べたらおそらく沢山あるのだろう。「風紀が乱れる?」的な確固たる根拠のない規則も多いのだと思う。先生→児童・生徒という力が均等ではない関係において、一方的かつ理不尽に規則を押し付けられる。中学生だと「内申点」をたてに従わざるを得ない場合も多々ある。時には性的に嫌悪感を抱くようなルールも。

先生や学校に押し付けられた規則を「嫌だな」「おかしいな」と思って、親に言える場合はまだいい。内容によっては先生と対等な大人である保護者がきちんと明るみにし、対処出来ることもあるから。

学校も会社も行政も政治も、どこもかしこも「昔からこういうルールだから」が多すぎる。昔っていつよ?何時代?おかしいものはおかしいと、きちんと疑問に思って声をあげなければならない。

そう言えば、「先生が言うのだから従いなさい」が私の親からの教育だった。そういう家庭の中でも、私みたいに親にも先生にも「おかしい」と言い続ける人間が育つこともある。面白いものだ。諦めてはならない。声を上げ続けなければ!!

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4件のコメント

  1. 校則はありましたが我々の時代(中高ともに詰襟にセーラー服)はファッションに疎くて(田舎だったので)破る生徒もいなかったと思います。問題になったのは男子生徒の喫煙くらいだったと思います。団体生活なので、ある程度の規則は必要だと思いますが、今は事細かく決められている様ですね。これからは生徒会が主体になって生徒で決めて実行も生徒会に責任を持たせたら案外上手く行くような気がします(^_^)

    1. さすがwakasahs15thさん!! 学級会、児童会・生徒会で取り上げて話し合える環境が大切ということですね☆

      主体性と責任感も育って一石二鳥。そのためにはトップダウンではなく、自由に意見が言える風通しの良い教育環境づくりなのでしょうか。年齢もジェンダーも立場も関係なく、ブレインストーミングできると良いなと思います!! 

      私の視野も広がってありがとうございます!!!

      1. 生徒の皆さんも自分たちで決めたことは必ず守ると思います。若者を信じたいです(^_^)
        そうそうCoccoCanさんに教えて頂いた「鶏クリームパスタ」上手く出来て美味しく頂きました。鶏肉の半分を固形のまま残して少しレシピから外れましたが私は大満足でした。家族は塩分が少し足りないとの事で補充していました。以前は私のチャレンジディは恐怖の日と言われていましたが最近はCoccoCanさんのお陰で歓迎されています。有難うございました(^_^)

      2. 試していただいてありがとうございます!! 
        「恐怖の日」ですか笑 「失敗は成功のもと」ですものね☆

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