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デトックス

あまり大声では言わない方が良いのだろうが、6日間の旅に出た。一軒家を借りて地元食材で自炊する旅行。人口の少ない地方都市へ行った。

6日間、向き合ったのは、田んぼと山の緑、そして海と空の青。透き通った新鮮な空気をいっぱい吸って、美味しい水をたっぷりと飲む。スーパーや道の駅に並ぶ、山の幸と海の幸に舌鼓し、温泉にゆったりと浸かる。そんな6日間だった。

TVは宿になかったので見なかった。スマホは道や店を調べるのに少し使う程度。PCは6日間で30分程度。デジタルデトックスだ。

家電と一緒で冷蔵庫意外、なければないで普通にやって行けるし、マスコミから垂れ流しになっている情報も入ってこないので全く煩わされることがない。スマホもなければないで地図を用意していくか、人に聞けば目的地にたどり着く。昔はそうしていたしね。

現代社会で仕事をする上で、PCもスマホもないなんてあり得ないのは百も承知だし、プライベートでもやはりあれば便利なのもわかる。面白い映画・ドラマ・アニメがあるのも知っている。でも、、、やはり「なんとなく」目的もなく画面を見ている時間も長いことに改めて気付かされた。そして、文明の利器から完全に離れ、自然の風景を楽しむ贅沢さも改めて実感した。

なかなか自分の生活圏でこういう時間を持つのはやはり難しいが、旅行という非日常の中でこういう時間を時々作るのは本当に意義がある。と1年ぶりに旅をして改めて気付いた。心のデトックスだ。

そしてさらに驚いたのは、旅に出る前、あんなにひどかった手荒れがすっかりと良くなったことだ。未だにスマホの指紋認証はできないが、ガサガサなのに湿疹でジュクジュクしていた手が日に日にきれいになって行った。温泉と水の効果だ。田舎のきれいな水で家事をすると肌荒れがなくなるのだ。身体の毒も排出されたらしい。

デトックスを求めて、年に数回堂々と旅に出かけられる日が待ち遠しい。まだ行ったことのない街へ行ってみたい。

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