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香川県:讃岐うどん~中編~

香川県:讃岐うどん~中編~

琴電 八栗駅:おうどん瀬戸晴れ かけうどん

讃岐うどん~前編~からの続き

4)別日旅の4軒目の店は:金刀比羅宮のある琴電/JR 琴平駅近くにある「セルフうどん いわのや」というお店。10:30開店とほぼ同時くらいに入店。お店には既に数人がいた。かき揚げととり天はまだ揚がっていなかった。金刀比羅宮の有名な石段を登る前に腹ごしらえを。

二人とも冷たいかけとゲソの天ぷらを。ここの出汁は今までの中で一番薄い色。夫は途中でテーブルにあった醤油をかけて。私は最後に少しだけ麺を残して醤油を垂らした。醤油は甘め。だし醬油で有名な鎌田醤油のあの感じの味。

麺はコシがあってツルツル。つゆもいりこと昆布が良い感じ。麺担当のご主人と天ぷら担当のお母さんとレジ担当の娘さん?という3人体制。明るくて雰囲気が良い。平日の9月ということもあって、常連さんばかりのようだ。これでパワーチャージはバッチリだ。

5)別日旅の5軒目は 琴電沿線八栗駅にある「おうどん 瀬戸晴れ」というお店。今回の「うどんの旅」の中で、私の一押し。冒頭の写真を見てもらってわかるように、澄んだいりこと昆布出汁が美しい。ものすごく香りが高い。そして透き通るような色白美人な麺。しっかりとコシがありながら、滑らかでツルツルな食感。

別の日に夫とこの辺りを歩いていて、偶然見つけたお店。その時間はもう営業が終わっていたのだが、メニューをその場で見せてくれて雰囲気は良かった。ただ、あまりにも例の店の印象が悪くて、ここもセルフのお店ではないので、別のセルフのお店に行く予定だったのだが、時間を間違えてその店がやっていなくてこの店に行った。

9:00開店で10:15分頃に着いたのだが、既に満席で帰って行く客もいた。私はすぐに入れたのだが、その後からは並んで待っていた。10:30前には10人以上が並んでいて、11:00前には25.6人が待っていて、ドンドンとお客がやって来る。平日の昼間である。

何故そんなことを知っているかというと、あまりの美味しさに感動して、(夫の昼ご飯は既に作ってあったのだが)テイクアウトするかの返事が夫から来なくて、会計をして店を出て歩き始めたのだが、返事がきたので引き返してテイクアウト待ちをしていたからだ。

うどん屋さんなので、回転が速いのと、決して大きい店ではないのだが、7人体制で分業しながらも、良いチームワークで外で注文を取って、回しているのでそんなには待たない。そして何よりも店員さんも店長も全ての人が感じが良い。機敏な動きをしているのだが丁寧なのだ。ちょっとした会話も欠かさないのだが、仕事の流れは途切れさせない。店長は麺を茹でながら、時折リズミカルに麺を切る、そして、麺を茹でながら会計して行く客に「ありがとうございました!」と必ず丁寧にあいさつする。

そして、セルフでは絶対に味わえない、熱々のてんぷらがテーブルにやってくる。この揚げている厨房の人は専門なのだろう。これは絶品で、この天ぷらと日本酒で夜のお店をオープンさせてくれないかと願う。人様のテーブルに運ばれていく香川県産のタコの入ったかき揚げが食べたくて、夫にテイクアウトしようかとも思ったが、それではセルフと一緒になってしまうので、天ぷらは諦めた。

セルフのお店よりも当然少しお高めだが、クオリティの良さを考えるとものすごく安い。びっくりするお値段だ。店内の私の食事とテイクアウトで1000円もしない。香川県産の鱧は絶品だ。衣も薄い。個人的には梅よりも藻塩でいただくか、藻塩をかけてからつゆの中へ入れるのが良い。(この藻塩が欲しくて、店長さんが道の駅で売っていると言っていたが、道の駅では見つからず、、、残念)

リンクをクリックしてもらうと、大きいかき揚げや半熟卵のてんぷらも写っているはず。ここのお店が今回の私の一押し。このいりこと昆布の出汁は家でマネする予定。超絶品だ。

オマケ:夫のこの日のお昼。私が作ったつゆに麺をゆでる予定だったが、変更して、うどんとつゆを持って帰って来た。

まだまだ続く「うどんの旅」

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