金沢土産:ズワイガニ
帰る日の日曜日は残念ながら雨が降ってしまった。雨だけなら良いのだが、横殴りのかなり強い風が吹いていて、窓の外を見ると歩行者の傘はひっくり返っていて、傘をさして歩けるような天気ではなかった。
木曜日に見かけた「能登フグ」は金曜日にはなく、「土曜日は入荷するよ」とお店の人に聞いた。ウキウキしながら土曜日の朝、近江町市場へ行った。立派なお腹のフグがゴロゴロいた。そうあるにはあったのだが、ぷっくりお腹のつぶらな瞳のフグが海から揚がったそのままの姿でゴロゴロしていた。値札もついていない。
夫がしょぼんとしながら、「○○(私の名)、捌けないよね?」と答えは分かっているのだが、諦めきれずに聞いてくる。「無理無理。免許がないと捌いちゃいけないから。」と私は答えた。
その日は、夫の実家へ蟹と魚を送り、夕飯の買い物をしてフグは諦めた。「明日の朝また来よう。捌いてあるかもしれないから。」としょんぼりする夫に私は言った。
しかしながら、とてもじゃないが近江町市場まで歩けるような天気ではない。フグに出会えず、あんなにしょんぼりとしていた夫だが、前日の夜も、ホテルの朝食もたらふく食べた夫は潔くフグを諦めた。
その代わり?私は金沢駅で土産のズワイガニを買って帰った。5杯目の蟹だ。身も味噌もたっぷり。美しい。
フグを捌く免許は、調理師免許を取得した後に2年以上飲食店などで働かないと受験資格が得られない。さすがにフグを捌く日は来ないだろう。。。
