病気やけがは症状が苦痛なのと同時に、精神的なダメージも大きいのだと再認識した。たった1本の歯に2か月近く悩まされた。

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病気やけがは症状が苦痛なのと同時に、精神的なダメージも大きいのだと再認識した。たった1本の歯に2か月近く悩まされた。

桜から新緑の一番いい季節なのに、人生最大の体調不良中。これが50代というものなのかも。

親知らず抜歯先輩である長女と色々と話していたら、そもそも今のクリニックの定期健診の在り方がおかしいと指摘された。定期健診の歯のクリーニングは歯科衛生士が行うが、長女の通っているデンタルクリニックでは最後に必ず歯科医師が最終チェックを行うと。

先生から「何か質問はありますか?」と聞かれ、質問はいっぱいあったのだが、まともにしゃべれない。口を開けることが出来ないし、頭の中で自分の声が響くと不快で仕方がない。次回抜糸するときにまとめて聞けばいいやと思い、振り絞るような声で「ありがとうございました」と言って診察室を出た。

私は「えっ?どういうこと?? 3年半も定期健診に通っていて、放っておかれたということ???」と瞬時に思い、この虫歯が悪影響を及ぼすのではないかと嫌な予感がした。

15年ぶりに発熱した3月末。熱は1晩で下がり、いつも通り運動もして快調に過ごしていたのだが、回復してから1週間もしないうちに、親知らずを抜く予定となっていた。

私のケガの診断は「鼻骨陥没骨折」だった。こめかみの下の部分の鼻の骨が折れて陥没して曲がっているのだと。鼻は軟骨なので、このままでも人体に支障はないが、陥没して鼻が前より低くなって、さらに曲がっていると言われた。まだ若いし(14歳)、女の子だし、簡単に治せるから、治した方が、、、とアドバイスされた。

ボールを蹴っていれば不可抗力なのだが、いい歳して顔面にボールが当たるのは痛い。色んな意味で痛いのだが、50㎝くらいの至近距離で当たったので、よけることも出来ず顔のど真ん中に。

最後の「奥の歯石取り」は明らかに衛生士さんが力を入れて一生懸命「ガリガリ」してくれているのが分かる。1時間以上、結構な強さで「ガリガリ」されるので、まぁ「快適」とは言い難いのだが、それ以上に私は衛生士さんに申し訳ない気持ちになった。

歯医者でアレコレ口の中を処置される感覚って、足つぼを押されるような痛さとは違う、何か独特なものがある。虫歯だったら、、、と思うだけで、コンクリートに穴を掘るような音が頭の中をリフレインする。

実は人には言っていないことである。きっと言ったら、200%「ダメだよ、きちんと行かなきゃ。」と言われる。私が逆の立場だったら、言いそうだ。いや、気持ちがわかるから言わない?どっちだ???