踏んだり蹴ったり~親知らず2~

person with dental cheek retractor

踏んだり蹴ったり~親知らず2~

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Photo by Anna Shvets on Pexels.com

口腔外科で最初に診察してくれた先生(K先生)とオペしてくれた先生(N先生)は別で、N先生はレントゲンとMRI画像を見て、「虫歯がかなり進行していますね」と言った。

私は「えっ?どういうこと?? 3年半も定期健診に通っていて、放っておかれたということ???」と瞬時に思い、この虫歯が悪影響を及ぼすのではないかと嫌な予感がした。

悪い予感ほど良く当たる。ペンチみたいな器具で歯をつかんで、その柄をトンカチみたいな器具で叩いて抜歯するのだが、どうやら歯がボロボロと崩れているようだ。

さらに、半世紀も育ててきた?根はかなりしっかりと固定されてしまっているらしく、どんなに強くたたいてもグラグラとしないようで、右頬を口腔内と外から掴んで引っ張られながら、1時間近くトンカチで叩かれた。

要は右頬をずっと殴り続けられている状態。

これまでの経験上、痛みには強い方だが、1時間近く連続で殴られたことはない。先生もかなり気遣ってくれるが、抜かないわけにはいかないから仕方がない。

膠着状態が続き、N先生がK先生を呼び、二人がかりで処置し始めた。顔右半分、どこもかしこも痛いのだが、口裂け女になってしまうのではないかと思うほど、口角の痛みがマックスになったころ、ようやくトップ画のような装置を入れてくれた。心の中で「だったら最初から入れてくれよ」と思ったのだが、こんなに長引くとN先生も思っていなかったのだろう。

しばらくすると、K先生が私の頭の上で「〇〇というやり方に切り替える方法もあるよね」と言う。そのアプローチがどういう抜歯方法なのかわからないが、これ以上痛くなるのは勘弁だ。

頭の中で、「前日に入院して全身麻酔で抜歯する人もいる」って初診の時K先生に言われたけれども、こういうことかぁ、、、と思い出したが、もう遅い。

看護師さんに頭を押さえつけられ、小さめの口を最大限に引っ張られ、顔面を殴られ続けて、小一時間、もうだめかも、、、、と意識が遠のくのではないかと思い始めた頃、「取れましたので、あとは縫合しておしまいです」という声がかかった。

激痛で自然と涙が出てきたのはこれが3回目だ。1回目は、鼻骨骨折をしたときに、鼻の穴から長いピンセットを入れられて処置されたとき(14歳)。2回目は、妊娠7週目で卵巣茎捻転を起こしたとき(29歳)。

この日から頭痛との戦いが始まる。続きは次回。

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4件のコメント

  1. 1時間近くも我慢我慢でしたね。お疲れ様でした。大きな声で定期健診で見つけて欲しいと文句を言いたいところですね( ^)o(^ )

    1. よくぞ言ってくださいました‼声を大にして言いたいです。
      医療の領域は、複数の機関で比較することはなかなかできず、また「医師」という専門家の判断だということで、患者側が意見したり要望を出したりしにくい場所だと思います。
      だからこそ、信用を裏切らないようにして欲しいと、切に願います。

  2. こんばんは^^
    親知らずの抜歯の格闘でしたか それも1時間も…我慢の限界でしたね
    激痛の武勇伝は3回目ですか お疲れ様でした(*^0^*)~♪

    ちなみに
    pikaoの親知らずは横に生えてて抜くには手前の歯が邪魔で抜けなかったです
    十年近く経って
    不思議な事がおきました 横生えの親知らずが真っすぐ立ってました
    先生も不思議な事もあるもんだと過去の写真を見せて ほらっと
    抜かなくて良かった いまはpikaoの大切な1本になってます

    1. >>横生えの親知らずが真っすぐ立ってました
       →そんなことあるのですね!!すっごぉーーーいです。
      人体の神秘ですね☆
      私の右上親知らずも歯茎の中にずっと入っていたら何の問題もなかったのですが。。。

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