小柄で「普通」の私は、背が高くて手足が長くて、すらっとした長身の女性が好きだ。それが運動系の人ならなおさら。某TV局でキャスターをしている、元バドミントンオリンピック選手は超理想。私よりも10歳は上なのに、いまだにあの美貌と手足が長くて(小顔で)バランスが良い。あぁ、あんなバドミントン選手のような美しい足になりたい。

バスケ部だったからと言い訳をしているが、バスケットボールをしてから下半身がしっかりとしている。(ほっそりとしている人もいるので、元の体質なのだろうが)なので、10代の頃から筋肉のバランスの良い「細い足」に憧れていた。手足の長さは変えられないけれども、せめて「細い足」を、と。

それが実現?したのが、「ランニングと私」でも記載したように、某東南アジアの国で毎日約10㎞走ってからだ。30半ばにして、二の腕も細くなり、産後の気になっていたお尻の下の肉もなくなった。その後、友人に誘われてフットサルをすることになった。女子のチームで、体幹トレーニングも柔軟もやるようになり、当時体脂肪率13%‐15%くらいだった。フルマラソンを目指していたので、不要な脂肪が自然と落ちていった。30後半にして「理想の足」に近づいた。

だったはずなのだが、その異国で中学生サッカー女子との運命の出会いをきっかけにサッカーを始め、私の憧れは「細い足」ではなく「蹴れる足」に変わった。

サッカーにドンドンのめりこんでいき、男性の7人制のサッカーにも参加するようになり、フットサルと違って、ある程度の飛距離を出さないといけないので、夫に相談したら「脛骨筋(脛の筋肉)」がついてきたら良いと。(まぁどのみち、男性に敵うことはないのだけれども)

お荷物になりたくない、結果を出したい、もっと上手になりたい。小学生男子のように走り込み、柔軟、体幹、ボールの基礎練習。家事・育児・仕事の合間を縫って、出来る限りトレーニングをした。

そんなある日、フットサル仲間の友人に「〇〇さん(私)足太くなりましたね」と言われた。「本当???」と飛び上がるほど嬉しかった。南国でショートパンツを履く機会が多かったのだが、自分の筋肉質な足に満足した。

あれ?私の理想の足はどこ???「足が太くなった」と言われて喜ぶ日が自分に来るなんて、夢にも思わなかった。

でもやっぱり手足の長い長身女性は私の永遠の憧れ☆

おすすめ記事

コメントを残す

coccocanをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む