富士山に登る~1日目~ Aug, 2025
7月のモンゴル旅行が結構過酷な旅だったので、「海リゾートでちょっとゆっくりしたい」と夫に言ったら「富士山にでも登る?」と返ってきた。確かに帰国直後はちょっと疲れていたが、「体力のあるうちに、富士山ももう一回くらい登っておきたい」と思っていたので、お盆休みは富士山に登ることにした。
9年ぶり、2回目の富士山(夫は3回目)。台風が過ぎた後で、まずまずの天気。前回は登りは山梨県側の「吉田ルート」、下山は静岡県側の「富士宮ルート」にし、新幹線で夫の家まで行った。今回は行きも帰りも「吉田ルート」にした。
出発時間は余裕を持って
お盆休み中ということもあり、行きは渋滞し、予定より1時間遅れで富士スバルライン5合目に到着。今回は本8合目(3360m)にある山小屋「トモエ館」に宿泊予定。
登山慣れしていない私たちは、かなり余裕を持って、山小屋までの到着時間を約6時間とし、5合目を11時頃に出発しようと思っていた。しかしながら渋滞により1時間遅れで5合目に到着。富士山の天気はとても変わりやすく、登れば登るほど気温は下がる。「時間には余裕を持って、日没前に山小屋に到着すること」をおススメする。
先ずは腹ごしらえ。5合目でお弁当を食べて、12時15分ごろに登山開始。
2025年より富士山の入山料4,000円が義務化(7月上旬~9月上旬)
9年前は、6合目あたりくらいまで、ハイヒールやサンダルを履き、スカートでハンドバッグを持った外国人がうじゃうじゃといた。狭い道で立ち止まって写真を撮り、登山客の道をふさいだり、溶岩石を持って帰っていたり、そういう人たちが結構いた記憶がある。登山装備をせず、スニーカーにタンクトップという人も見かけなかったし、ゴミも劇的に少なくなっていた。これは入山料や夜間入山規制の導入による一つの効果なのではないかと思った。
↓6合目までは誰でもスイスイと行ける
↓6合目の途中から次第に険しくなってくるがまだ序の口
↓7合目(2,700m)までは問題なく登れる。高山病は3,000mを越える8合目(3,020m)からなるそうだ。
前日の夜、急に寒気がして喉が少しイガイガ。当日の朝、少し頭が痛いが熱はない。迷って登ることにしたのだが、やはりあまり体調が良くなかったらしく、7合目を過ぎたあたりからとにかくキツイ。7合目から8合目までの距離が長く傾斜もきつくなってくる。日が陰り、雲の中に入ると寒くなる。
この日は時より強い風が吹き、一瞬雪がちらついた。疲れてくると頭がぼぉーっとしてきて眠くなる。鼻水は垂れてくるし、足は重くて上がらない。「山小屋だ‼」と思ったらまだ8合目。この8合目(3,020m)から本8合目(3,360m)、トモエ館(3,400m)までが本当にきつかった。この時点で「もう二度と富士山には登らない」と私は心の中で思った。
足が上手く運ばないので休みたいのだが、気温は低く、休むと筋肉が固まって、余計足が動かなくなりそうで休憩することもできない。とにかく少しずつでも良いから上へ上へと進まない限り、休めない。他の選択肢などないのだ。(撮影:夫)
荷物を持ってくれると夫が言うのを断ったら、「倒れそうで危ないから」とまで言われてしまい、結局重たい水を持ってもらった。17時半ごろに山小屋に到着。とにかく寒い。とにかく眠い。雨が降っていたらと思うとぞっとした。(撮影:夫)
二段ベッドのような感じで仕切られている1階部分の寝床に案内され、私は着替えて少し横になった。夫は元気で山小屋の外でパシャパシャと撮影。(撮影:夫)
食事の後はすぐに寝てはいけない
山小屋で、食後すぐに寝てしまうと、エネルギーを胃腸に使ってしまい、十分な酸素が脳へ行かなくなり、高山病になりやすくなると言われた。食後1時間は頑張って起きていて、寝ないこと。
山頂への出発時間はそれぞれ
夕食時に朝食用のパンと水を渡され、山頂への出発時間は各々が決める。早い人は2時くらいに山小屋を出発していた。そのような人たちは、山頂でご来光を見たい人たち。我々は、ヘッドライトをして真っ暗な中山登りはしたくないので、山小屋でご来光を見てから出発する予定。
