知らなかった!!
うちの近所で出回る柿のほとんどが「富有柿」だ。産地は、奈良県・福岡県・愛知県・和歌山県が多いと思う。次に良く出回るのが「次郎柿」だ。
調べてみたら、柿の品種は66種類あるのだが、甘柿は23種類で圧倒的に渋柿の方が多い。でも、全体の生産量としては「富有柿」が約¼の量を占めており、その次に多い甘柿の品種である「次郎柿」と合わせると28%ほどになる。
<生産地ランキング(2021年)>
| 1. 和歌山県 | 21.1% |
| 2. 奈良県 | 15.1% |
| 3. 福岡県 | 8.4% |
| 4. 岐阜県 | 6.5% |
| 5. 愛知県 | 5.8% |
和歌山県が第一位なのだが、和歌山で作られている富有柿は県全体の17%。一方で奈良県で作られている富有柿は県全体の51%である。だから、うちの近所の柿は奈良・福岡・愛知が多いのか。
これだけ富有柿の話をしておいてなんだが、本題はトップ画の「筆柿」のことだ。「筆柿」は田舎道や山道を歩いていると良く見かけ、存在は知っていたが食べたことはなかった。つまり、上述した通りに甘がきの生産量としても、あまり出回らないのだと思う。
そんな貴重な筆書きが八百屋さんで、一かご190円で売られていた。筆柿を食べるのは初めて。
一個だけ完熟な柿があり、切ってみるとかなり茶色い。ほぉ―――。完熟でないモノもここまでではないが、富有柿に比べてかなり茶色だ。完熟でも甘すぎない。わりとさっぱり目のお味。
そして、何よりも驚いたのが。。。
かの有名なお菓子、新潟の特産品としても有名なあの「柿の種」が筆柿の「柿の種」のそっくりさんだったのだ。もうすぐ半世紀も生きて来たというのに、本物の柿の種を模倣して作られたことを初めて知った。
「柿の種」と言えば、こんなに細長くなくもっとでぶっちょな楕円型。こんなお菓子の「柿の種」にそっくりな(というのはおかしいのだが)本物の柿の種があることは知らなかった。。。
知らなかったというより、お菓子の「柿の種」のネーミングが何故「柿の種」なのか「知ろうとしなかった」だけなのだろう。そう思うと、いい歳してなんだか急に恥ずかしくなった。
お菓子の柿の種を、何も知らずにピーナッツと一緒に頬張っていたのは私だけなのだろうか。
半世紀近く生きていても、知らないことの方が圧倒的に多い。190円でこの買い物をしなかったら、知らないままだった。とてつもなく良い買い物をした気分になった。
