岩手県:鴨のコンフィ風
滅多に行かないデパ地下で、骨付き鴨もも肉がお買い得に。こんな骨付き肉を見てしまったら、買わないわけにはいかない。もう頭の中は「鴨のコンフィ」だ。コンフィ”風”と書いたのは、コンフィは肉を油の中で低温でじっくりと煮るのだが、300mlもの油を使いたくないので、家庭でも簡単にできる、少なめの油で調理したから。皮はパリッと、中はしっとりとやわらかくジューシー。大満足。
材料(1人分)
鴨もも肉(骨付き) ー酢・砂糖 ーにんにく ー塩 ーこしょう・タイム(乾燥) | 約270g 小さじ½ ¼かけ 小さじ⅔弱 小さじ¼ |
オリーブオイル ローリエ | 大さじ2💡 小1枚 |
じゃがいも(皮つき) | 小1個(約90g) |
サラダ菜・トマトなど | 好みで |
💡フライパンの底から数ミリ油が埋まる量(できるだけ肉に対してジャストフィットのフライパンを選ぶと良い
作り方
1. 鴨肉の皮を下にして骨に沿って切れ目を入れる(筋があるところにも切れ目を入れる) →鴨肉ににんにくの香りを全体に移して、他の調味料を入れて良く揉んでから一晩寝かせる →スキレット(フライパン)の底から数ミリ油を入れる(この場合大さじ2くらい) →鴨は皮を下にしてフライパンに入れる →ローリエを鴨の上に乗せる →極弱火💡(80℃くらいをイメージ)で皮目を20分焼く(アルミホイルで蓋をする)→ひっくり返して20分(ずっと極弱火) →さらにひっくり返して皮目を20分焼く →火を止めて冷ます
💡3つ口コンロの一番小さいコンロで弱火にした(これより火は小さくできない)
2. じゃがいもは良く洗い、8等分に切って、100mlの水に5分ほど晒す →水気を拭き取る →冷まして味をなじませた鴨に火を入れる(中火) →油が温まったらじゃがいもを入れて万番なく火を通す →5分ほどしたら鴨をひっくり返して2分焼いて火を止める
3. 野菜を添えて完成
↓この皮のパリパリ感
家で鴨のコンフィが!!
この岩手県産の鴨、本当に柔らかくて、とても美味。皮はパリパリで中はしっとりとジューシーなのに、全く脂っこくない。1時間も火を通すのだが、良い香りが部屋中広がって、何とも幸福なひと時。270gもあるのにペロッと食べられてしまう。
鴨のコンフィなんてレストランで食べるものだと思っていたけれども、家でこんなに美味しく作れちゃうなんて、とってもお手軽。
油は少なくても大丈夫
本来はこの大きさの肉ならば、300mlくらいのオリーブオイルで煮ないといけないのだが、この少量の油でも鴨からの脂が出てくるのでこの量で問題なし。ジャガイモも外はパリッと中はホクホクに仕上がり、とても満足。
余った油は?
鴨の美味しいエキスが出てるこの脂はもったいないので、アヒージョにしたり、パスタに加えたりすると良い、そんなに多くないので、すぐに使い切れる。
コンフィと聞くとどうもconfyが思い浮かんで、まったり、と訳したくなりますが、フランス語ですよね。保存する、という意味なんですね。
coccocanさんに対してネガティブな意味では書いていませんが、生の状態では結構グロいですよね。魚介は除き、こういう結構元の姿が見えてしまうもの、平気ですか?ヘビとか虫とかはどうですか?あまり”これが嫌い”と書かれることがないので、どんなところが拒否ポイントなのか気になって。
私も真っ先に「confy」が浮かびました笑
うーーーん、海外だと鶏、豚、ヤギの丸焼き、捌いて生肉の状態(頭もそのままあったり)というのを散々市場で見て来ていますし、虫も同様にたくさん見ているので、購入、調理は問題なくできます。
でも、魚のように、動物や虫を捌きなさいと言われたら、修行がいりますね。。。
ただ、魚も動物も虫も植物も、命あるものを摂取することに感謝しています。
なので、出来るだけ丁寧に調理して、無駄なく美味しく使い切ることを心がけています。
鴨肉美味しいですよね。骨付きで売られているのも珍しいです。流石にデパ地下でしょうか。
もう20数年も食べていないです。いいな~私もデパ地下を覗いて見よっか(*^-^*)
珍しいです。骨付き鴨。
鴨はスライスでは見ますが、むね肉の塊も腿の骨付きも見かけません。
需要がないのと、飲食店に行ってしまうのでしょうね。
外で食べると思ったら、とても安上がりです。たまにはこういう楽しみ方もありだよなぁーと思いました!!