
9月下旬の高松のスーパーでよく見かけたのが、この「しず」という魚。魚の呼び名は地方によって変わるが、関東ではエボダイと言われている。身は透明感があって、焼くとしっとりとふっくら、肌理の細かい繊細な味。ものすごく上品で美味しい。
材料(2人分)
しず💡 | 2尾 |
塩 酒 | 少々 X 2尾 小さじ¼ X 2尾 |
💡写真は6尾で、4尾は干物にした
作り方
1. うろこを取って良く洗う →内臓を取り除く →酒と塩をふりかけてキッチンペーパーで拭き取る →表に十字を入れる →予熱したオーブントースターで片面のみ強火で5分焼く








2. 完成




しず/イボダイ/うおぜ/エボダイ
正式な和名は「イボダイ」で地方によって呼称が変わる。瀬戸内海では夏から秋に身体が大きくなっていき、水温が低くなると瀬戸内海から出て行ってしまうらしい。9月下旬に買ったのは小あじくらいのサイズ。
食べたことがあるのかもしれないが、あまり記憶になく、あったとしても小あじほどのこの大きさは初めて。ものすごく上品な味で、癖がなく、ふっくらしっとりとしていて、白身魚だが旨味が強い。DHAやEPAが豊富で、動脈硬化予防、悪玉コレステロールを下げる効果がある。
高級感のある旨味。刺身でも食べられるそうなので、次回は是非刺身で食べてみたい。
つけ焼きとは?
スーパーで宿の奥さんにバッタリ会った。しずの食べ方を聞いたら「つけ焼き」と教えてくれた。なんとなく、「漬けて」「焼く」のだろうなぁーと、とっさに理解したが、「つけ焼き」は初めて聞く言葉。
これも調べてみると、私が普段使う「照り焼き」のことだと判明。宿のIHの魚焼きグリルにも「つけ焼き」というメニューがある。魚の呼称もそうだが、調理法の言い方も、小さい国と言えども色々で、こういうのも旅の楽しさ。
つけ焼きが照り焼きとは想像できないですね。肉の照り焼きでもつけ焼きなんでしょうか?照り焼きバーガーはつけ焼きバーガー?
上品な味の白身といえば鯛のようにご飯と一緒に炊きたくなる感じですね。そこまでは出汁がでないですかね。
要は甘辛い醤油ダレに漬け込んで焼いたら「つけ焼き」なのだと思います。
てりやきバーガーは「漬けこまない」ので、「照り焼き」なのではないでしょうかw
真鯛ほどの脂分がないので、鯛めしのようにするのは難しいかもしれませんね。
例えていうならば、穴子めしは美味しいけれども、鱧めしにはしないみたいな。。。
個人的には日本酒とが良いですねw
でも、癖のない子なので、ガーリックオイルとバジルで白ワインでも美味しいかもしれません☆
あ….味付けの方に注目していました。甘辛いタレがつけ焼きになるのかと。読んで字の如く漬けるからですね。
米と一緒に炊く魚はある程度の脂分があった方が美味しいんですね。知らなかったです。魚介ならなんでもいい出汁になるのかと。
肉や魚を入れなくても、油揚げを入れると美味しいのも適度な脂分があった方が良いからだと思います。
<しず>は初知りですがイボダイの事なんですね。各地によって色んな呼び方がある様です。成長すると30cmにもなるとか。塩焼きは美味しそうです。
<つけ焼き>は照り焼きの事でしたか。私も漬け焼きだと思いました。所によっての習慣は楽しいですね(*^_^*)
イボダイは首都圏では滅多に見かけないですね。。。調べてみたら、富山は第3位ですが、圧倒的に西で水揚げされるようです。
香川では小さいモノしか獲れないようですが、小さくてもしっかりとした旨味でした!!
広島では「しす」と言うらしく、方言は面白いですよねぇー♪